『ダイヤのエース』は週刊少年マガジンにて2006年から連載し、3期にわたってアニメが制作されている大ヒット野球漫画です。沢村栄純をはじめ、同じチーム内、ライバル校を含めて魅力的なキャラクターが多く登場します。『ダイヤのA』の主要キャラクターを紹介しますので、好きなキャラクターを見つけてぜひ応援してみてください。
青道高校の関係者
主人公の通う西東京の名門高校です。選手やOB、監督などの関係者を紹介します。
沢村 栄純
本作の主人公です。左投げ左打ちで、ポジションは投手になります。 青道高校に入学するまで野球の指導を受けたことはなく、高いポテンシャルを持っています。握り方すら知らなかったために、独特の軌道を描くくせ球“ムービングファストボール”が武器です。 試合の流れを引き寄せる通しとメンタルの強さがありチームのムードメーカーにもなっています。入学当初は体格に恵まれておらず、豪速球が投げられませんでしたが、それでも努力を続ける姿はかっこいいです。学年が進むにつれて球速もあがってきます。
降谷 暁
右投げ右打ちの投手です。183cmと体格も良く、150kmを超える剛速球を投げることができます。打撃力もあり、降板後も外野に回ることが少なくありません。 周りから度々休めと言われるほど練習熱心な選手で、他人の話を聞かないこともしばしばです。 沢村がエースピッチャーになるためには、彼を越えなければなりません。
御幸 一也
右投げ左打ちのキャッチャーです。投資の力を引き出す能力に長けており、肩の強さは全国でもトップクラスです。1年生時からレギュラー入りを果たしており、他校の選手や監督からも一目置かれています。
小湊 春市
右投げ右打ちで、主人公と同世代です。ポジションは2塁種。小湊亮介の実弟にあたります。 小柄な体格ですが反射神経に優れ、バットコントロールが秀逸です。攻守ともにバランスの良さがあります。偽装サインなど、頭脳プレーが光るシーンもあります。根は恥ずかしがりやで、褒められるとすぐに照れる可愛らしいキャラです。
倉持 洋一
両投げ両打ちでポジションはショート、結城世代が引退した後は副キャプテンを務めています。寮では沢村のルームメイトで、沢村をよくからかっていました。ぶっきらぼうですが後輩に対する面倒見がよく、沢村がオーバーワーク気味な時は練習をやめさせたりといった行動を見せていました。 運動神経はチームナンバーワンで、二遊間の守備は鉄壁と評価されています。
前園 健太
右投げ右打ちの一塁手です。倉持とともにキャプテンを務めています。大阪出身で関西弁を使い、ガラは悪いのですが、チームメイトからは信頼が厚い選手です。
結城 哲也
右投げ右打ちで、青道高校野球部の元キャプテンで4番バッターでした。ポジションはファーストです。 人並外れた集中力と野球センスを持っており、 プロからも注目されていました。黙々と努力をするタイプで、背中でチームを引っ張っていました。
金丸信二
右投げ右打ちでポジションはサード。沢村とは2年連続で同じクラスです。入学後は素人の沢村を下に見る時期が続いていましたが、努力して一軍に入った澤村を認めるようになっていきました。 口は悪いですが面倒見も良く、二年生に進級してからは1年生の世話役となっています。
川上 憲史
右投げ右打ちの投手です。内気で一見すると頼りないように見えますが、コントロールはよく、サイドスローの投手としてリリーフで登場します。ある理由によって2年生秋までシンカーを封印していました。 エース争いからは一歩遅れていますが2番手としての立ち位置をキープしています。
東条 秀明
右投げ右打ちでの外野手です。中学まではピッチャーでしたが高校野球の厳しさを知ってからは外野手に転向しました。面倒見がよく、沢村の特訓に付き合うシーンも描かれています。
結城 将司
右投右打で、ポジションは全てだと宣言しています。結城哲也の弟であり、寡黙な部分や見た目は兄に似ていますが、かなりの自信家で、入部挨拶のときには「将来はメジャーリーガーになる」と発言しました。 豪快なスイングによりスタメン初試合でホームランを打つなど高いポテンシャルを秘めていますが、反面処理が少し枠エラーも目立ちます。兄と同様に自宅から学校に通っています。
滝川・クリス・優
かつては都内ナンバー1捕手と評されていましたが、期待に応えようとした結果重傷を負い、高校球児としての生命を断念せざる得なくなってしまいました。その代わりコーチとしてチームに貢献するようになり、チームきっての野球の知識を持っています。
片岡 鉄心
青道高校野球部の監督です。高校時代は青道高校を甲子園準優勝へと導いた投手でプロからも声がかかっていましたが、指導者としての道を歩むことにしました。サングラスがトレードマークの強面で、冷酷な印象をもたれがちですが、選手に対しては情熱を持って接しています。
稲城実業高校のメンバー
毎年青道高校と甲子園を争う、西東京の強豪校です。稲城実業高校のメンバーを紹介します。
成宮 鳴
関東No.1サウスポーと評価されているエースピッチャーです。かなりに自信家でワガママな性格ですが、MAX148kmのストレートと、多彩な変化球を使います。バッティングもでき、5番打者に指名されている強打者です。
神谷 カルロス 俊樹
ブラジル人の父と日本人の母のハーフで、トリッキーな打撃と走塁で相手チームのペースを乱します。走力が高く驚異的な守備範囲の広さを誇っている選手です。
白河 勝之
バントやカットなどの技術に長けた選手です。練習も試合の延長という考え方をしていて、練習でも一切手を抜きません。成宮に勧誘されて稲城実業に入学しました。
多田野 樹
国友 広重
稲城実業高校の監督です。仏頂面で目つきが悪く、口数が少ないせいで迫力があります。 過去の実績を買われて10年前に稲城実業高校に就任しました。 城実業を春夏通算14回甲子園に導いた実績があります。首を左右にコキコキとならす癖があります。
薬師高校のメンバー
西東京の私立高校で、爆発力のある重量打線が持ち味です。チームのキーマンとなる選手を見ていきましょう。
轟 雷市
監督の実の息子で、作中でもトップクラスの打撃力を誇ります。それでいて球速140km以上の球を投げられる投手です。他人とのコミュニケーションが極端に苦手な性格をしています。ガハハといった笑い声が特徴的です。
三島 優太
薬師高校1年生クリーンナップで、3番打者です。また投手も務めています。チームメイトの秋葉とは幼稚園のころからの幼なじみです。
轟 雷蔵
薬師高校野球部の監督です。40歳まで社会人野球でプレイをしていました。監督に就任する前までは近所の子供に野球を教えていました。バント指示は基本的に出さない超攻撃野球が持ち味です。
さまざまなプレイスタイルの選手に注目しよう
青道高校は強豪校であり、選手層も厚く、色々なタイプの選手を試合の展開によって変えていきます。主人公も1年生から3年生まで上がり、世代交代によって選手の入れ替わりもあります。 好きな世代、好きな選手を見つけて、彼らの活躍を応援してみてください。