今読みたい最新野球マンガはこれ。あの名作の続編も登場

今読みたい最新野球マンガはこれ。あの名作の続編も登場

野球マンガは古くからあるジャンルで、多くの名作も存在します。近年は女性をフィーチャーしたものや変わった設定のものなど、バリエーションも豊かになっています。今回はおすすめの野球マンガを、ジャンル別にピックアップしました。

  • 定番の青春高校野球マンガ

    おおきく振りかぶって(35)

    少年・青年マンガ
    4.0
    660

    いよいよ3学期! 練習も本格的に再開した西浦高校硬式野球部の部員たちは、高校受験の試験休みに神奈川へ遊びに行くことに。阿部の発案で、そのついでに神奈川の強豪校を見学するのはどうだろう? 手分けして公立、私立の野球部を訪れた部員たちは何を学ぶ? それはそれは各学校の特色豊かな高校野球のリアルだった! かつてない高校野球漫画として称賛される名作、今度は強豪の指導者の視点で高校野球を論じる! 35巻にしてまだまだ語る題材には事欠かない、これが高校野球のリアルと素晴らしさ!

    野球マンガといえば、王道は高校野球ものです。甲子園を目指して熱く戦う高校球児たちの青春を描いた作品をいくつか紹介します。

  • おおきく振りかぶって(1)

    少年・青年マンガ
    4.0
    660

    県外の高校に進学した卑屈で弱気なピッチャー・三橋廉(みはし・れん)。見学するだけと訪れたものの強引に入部させられたのは、全員1年生(くせ者揃い)に女監督(コワイ)という創設まもない野球部だった! オレらのエースは暗くて卑屈。勝つために、弱気なエースのために。行け、オレら! 読むとためになり、しかも血沸き肉躍り涙する。絶対に面白い本格高校野球漫画!

    おおきく振りかぶって

    ピッチャーの三橋(みはし)は、中学時代、ひいきによりマウンドに立ち続けてチームを負けさせたという自責の念から、卑屈な言動を取るようになってしまいました。 そんな彼が、高校で捕手の阿部(あべ)をはじめ新たな仲間たちと出会い、成長していく物語です。うじうじした性格ながらも、野球が好きという思いが人一倍強い三橋を、思わず応援したくなってしまうようなマンガです。 また、スポーツをするときのメンタル面についても解説してくれるため、野球だけではない運動をしている人にもおすすめできます。

  • ダイヤのA act2(1)

    少年・青年マンガ
    4.2
    500

    俺は今、この場所に立っている───。2年生となった沢村栄純(さわむら・えいじゅん)が、ついにセンバツ甲子園のデビューを果たす! 目指すは全国の頂点のみ!! 名門復活へ。青道高校野球部の快進撃が始まる!!

    ダイヤのA act2

    人気野球マンガ『ダイヤのA』の続編です。前作では1年生だった主人公の沢村(さわむら)が2年生になり、ライバルの降谷(ふるや)とエースの座を争いながら、新しく入った後輩たちと成長していきます。 物語は春の甲子園から始まり、沢村は降谷にエースナンバーを取られベンチで戦いを見守っていました。準々決勝での強烈な投手戦をただ見ているしかできなかった沢村は、エースを奪い夏に再び甲子園に戻ることを誓います。 明るくがむしゃらな沢村や無口ながら負けず嫌いの降谷、そして登場するライバルたちも個性豊かです。王道の高校野球マンガを楽しみたい人におすすめです。

  • バトルスタディーズ(1)

    少年・青年マンガ
    5.0
    690

    「強育」は愛、栄光への通過儀礼。生きる術は全て「PL野球部」で学んだ。18人で天下を獲ろう。俺たちの前に、道はできる。元PL球児が描く超リアル高校野球漫画!

    バトルスタディーズ

    野球の名門校・DL学園を舞台に厳しい寮生活の中で頂点を目指す主人公、笑太郎(しょうたろう)らの活躍を描いた作品です。 体罰なども噂されるほど規律が厳しいDL学園で、時には先輩から激しく叱られ、理不尽とも思える縦社会の掟をたたき込まれます。 作者のなきぼくろさんはPL学園出身で、自身の経験を元に物語を作っているとされています。強豪校の厳しさがこれでもかと描かれており、硬派な野球マンガを読みたい人におすすめです。

  • 忘却バッテリー 1

    少年・青年マンガ
    4.4
    570

    中学球界で名を馳せるも野球から遠ざかっていた天才たちが都立の野球無名高校で偶然集結。完全無欠の剛腕投手・清峰葉流火(きよみねはるか)。その相方(バッテリー)、切れ者捕手の“智将”要圭(記憶喪失により現在、素人!)。そして、かつて2人に敗れ散った者たち…。巡り合い、再び動き出す彼らの高校野球ストーリーがいま始まる!!

    忘却バッテリー

    かつて最強バッテリーとして恐れられた投手・清峰(きよみね)と捕手の要(かなめ)ですが、要は記憶喪失になったことで野球をすべて忘れており、強豪校でも何でもない近場の高校に進学していました。 要と野球をしたい一心で清峰は要と同じ高校に入り、そこでかつて自分たちが打ち破っていった強敵らと再会します。2人に敗れた者たちもまた、野球を諦めようと偶然同じ高校へ入っていたのです。 こうして奇跡的に才能ある選手が集まり、野球部を立ち上げ再び野球を始めることになります。名捕手が記憶喪失という設定が斬新で、しかもそれがヘビーになり過ぎないよう、全体的にコメディタッチで描かれている点も特徴です。

  • 僕はまだ野球を知らない(1)

    少年・青年マンガ
    -
    690

    高校野球の監督をするのが夢だった物理教師・宇佐智己(うさともき)は、念願叶って浅草橋工業高校野球部監督に就任。チームを勝利に導くために、野球の統計学を提案する。根性でも気合でもない、データに基づいた「効率の良い努力」とは何か? 新生野球部、始動!!

    僕はまだ野球を知らない

    野球経験はないけれど、野球に関する統計学を習得している物理教師・宇佐智己(うさ ともき)が監督として野球部を導く話です。 運動神経がなかったため選手にはなれませんでしたが、トラッキングシステムを活用した練習、相手監督や球審の性格を考慮した上での統計学的戦略などを用いて勝利を目指します。 監督目線でありながら、がむしゃらな練習ではなく学術的な見地から野球を描いている点が作品の魅力です。

  • 群青にサイレン 1

    少女・女性マンガ
    4.0
    418

    修二と空はイトコ同士。かつて空のせいで野球をやめた修二は、高校の入学式で空と再会。体の小さな空を見て、「今なら勝てる」と思った修二は野球部に入部することに…。

    群青にサイレン

    暗い過去を持つ主人公・吉沢修二(よしざわ しゅうじ)が野球を通して自分と向き合っていく物語です。何をやってもいとこの吉沢空(よしざわ そら)に先を行かれてしまう修二は、唯一残されていた野球ですら空に負けてしまいます。このとき2人は小学生でした。 高校生になり、偶然同じ高校で再会を果たした修二は、身長が低い空を見て、今なら野球で勝てるかもしれないと目論みます。 しかし実際は試合で空を上回る結果が出せず、再び負の感情に支配されそうになるのでした。 爽やかな作品が多い高校野球マンガの中で、繊細な心理描写、主人公の嫉妬など暗い感情を描いている点が特徴です。

  • プロ野球や中学野球が舞台のおすすめマンガ

    グラゼニ~東京ドーム編~(15)

    少年・青年マンガ
    -
    690

    「もうリリーフはやりたくない」。そう思う自分に気づいた夏之介は、一軍復帰後も先発で連勝を重ね、「破格」の成績でシーズンを終えた。ダーティ桜塚も驚愕するほど絶好調の夏之介を、さらなるビッグニュースが待ち受ける!【2018年4月より「BSスカパー!」でアニメ放送開始!】

    プロの世界や中学野球を描いた作品も多くあります。その中から、特に有名な作品を紹介していきます。

  • グラゼニ~東京ドーム編~(1)

    少年・青年マンガ
    -
    690

    球界の盟主「文京モップス」にひょんなことから入団することになってしまった凡田夏之介(ぼんだ・なつのすけ)。小さい頃から憧れてきたスター集団! でも選手となって入ってみると……憧れだけではやっていけない超過酷なサバイバルが夏之介を待っていた……!!!! グラゼニ 東京ドーム編、ここに開幕!!

    グラゼニ 〜東京ドーム編〜

    プロ野球が舞台のマンガ『グラゼニ』の続編です。中継ぎ投手としてプロの世界で投げていた主人公、凡田夏之介(ぼんだ なつのすけ)の活躍が描かれた作品ですが、本作の特徴は野球シーンではなくグラウンド外です。 プロの選手の年俸事情、引退後の生活など、お金にまつわるエピソードが多く登場します。夏之介自身も、「どうすればお金を稼げるか」という考えの元プレイするという、一風変わった野球マンガです。 プロ野球の金銭事情、野球で暮らしていくことについて興味がある人におすすめの作品といえます。

  • MAJOR 2nd(メジャーセカンド) 1

    少年・青年マンガ
    4.5
    480

    吾郎の息子・大吾は、才能のなさと二世の重圧から、ドルフィンズをやめていた。 だが野球を諦めていた小6の大吾の元へ、一人の転校生が現れる。 佐藤寿也の息子と名乗る光の登場で、大吾の野球人生が大きく変わり始め…?

    MAJOR 2nd

    大人気長編野球マンガ『MAJOR』の続編です。MAJORは主人公である茂野吾郎(しげの ごろう)の、リトルリーグからメジャーで活躍するまでを描いた作品でした。本作は、その吾郎の息子である大吾(だいご)が主人公です。 吾郎は投手でしたが、大吾は捕手である点が面白く、違った視点で楽しめます。父ほどの才能がないことに落胆し、一度は野球をやめた大吾が再び野球を始めるまでが小学生編で、現在は女子部員の多い野球部で奮闘する中学生編が連載中です。 作中には前作の主人公、吾郎や幼なじみでライバルの寿也(としや)も登場します。前作のファンだった方も楽しめるでしょう。

  • 一気に読みたい完結済み野球マンガ

    逆境ナイン 6

    少年・青年マンガ
    -
    690

    目標である甲子園の舞台へとたどり着いた全力学園の最後の戦いが始まろうとしていた。しかし、彼らの前には最強の敵が立ちはだかり、さらに、信じられないアクシデントが不屈に襲いかかる! はたして不屈は、真紅の優勝旗を手にすることができるのか!? がんばれ、逆境ナイン!!!

    既に完結している作品を一気読みしたい、という方のため、連載が終了している作品の中からおすすめを紹介します。

  • 逆境ナイン 1

    少年・青年マンガ
    -
    690

    校長室に呼ばれた野球部キャプテン・不屈闘志が、突然校長から野球部の廃部を命じられた。そこで彼は部の存続のために「甲子園大会での優勝」を宣言し、その決意の証明として、春の甲子園ベスト8・日の出商業を10日後の練習試合で倒すことを誓ってしまう。その日から猛特訓を開始したナインだが、試合3日前になって部員が次々と脱落していき…!?

    逆境ナイン

    島本和彦さんの描くトンデモ系野球マンガです。主人公の不屈闘志(ふくつ とうし)は冒頭から廃部宣言、部の存続をかけた強豪校との試合、チームメイトの離脱、腕のケガなど、多くの逆境に遭遇します。 しかしそれらをすべて強靱なメンタルで跳ね返し、逆境を味方につけた彼らは甲子園への道を歩み続けます。 この作品に限らず、島本作品全般にいえることですが、とにかく勢いと熱量が凄まじいのが特徴です。キャラクターたちの突き抜けた言動は、コメディとしても楽しめるためお笑いが好きな人にもおすすめできます。