完結した面白い不朽の名作マンガ25選。ジャンル別の名作を一挙紹介

バトルマンガの名作として多くの少年の心をわしづかみにした作品です。2021年現在も『ドラゴンボール超』というタイトルで続編が制作されています。全世界で累計発行部数は2億6000部を超え、日本だけでなく海外でも人気の作品です。 どんな願いでも叶うという七つの玉を集めるため、旅をして回る孫悟空（そん ごくう）という少年の物語です。悟空は成長し、やがて地球はおろか宇宙の運命すら左右する強敵たちとのバトルを繰り広げることになります。 迫力あるバトルシーンは未だに多くのマンガに影響を残しています。バトルマンガが好きな読者には必見です。

作者は『HUNTER×HUNTER』の冨樫義博さんです。DRAGON BALLと同時期に連載され、週刊少年ジャンプの黄金期を支えた作品の一つでもあります。 不良の浦飯幽助（うらめし ゆうすけ）はある日、子どもをかばって車にひかれて死んでしまいます。しかし不良の幽助が子どもをかばうことは閻魔様すら想定しておらず、あの世にも居場所がないため生き返るための試練を与えられます。 生き返った幽助は、霊界探偵となり、人間を襲う妖怪と戦うことになります。 2019年には舞台化、2020年には実写シリーズ化が発表されています。全19巻なのでさくっと読むことも可能です。

本作は人気RPG『ドラゴンクエスト』の世界観や設定が使用されている作品です。そのため『ドラゴンクエスト』のゲーム中に出てくる呪文や武器が登場します。 勇者ダイとその一行が、世界を滅ぼそうとする魔王軍と戦う様を描いた作品です。 2020年10月にアニメ化もされています。本作で使われた技名が本家の『ドラゴンクエスト』に逆輸入されるなど、かなりの人気を博しています。

ハリウッドで映画化されるなど、さまざまなメディアミックス化がされている人気作品です。 人類は巨人たちに怯え、壁の中に引きこもって暮らしているという世界観で、人が巨人に蹂躙される様子をリアルに描いており、そのショッキングな内容が話題を呼びました。 巨人によって母親を殺害されたエレンは、巨人をこの世から駆逐するため、また世界の秘密を知るために"調査兵団"に入隊し、巨人と戦うことになります。 2021年4月に完結、全34巻です。巨人と人類の戦いはどのような結末を辿ったのか、ぜひ確認してみてください。

映画の興行収入は400億円以上という、歴史的な記録を生んだ名作です。 時は大正時代、鬼によって一家を惨殺された竈門炭次郎（かまど たんじろう）は、唯一生き残った妹の禰豆子（ねずこ）を元の人間に戻すため、そして鬼による被害をなくすために鬼と戦う"鬼殺隊"へと入隊します。 『週刊少年ジャンプ』という少年向け雑誌では異例のダークな要素と、アニメのクオリティの高さが話題を呼びました。 原作は2020年5月に完結しましたが、アニメ第2期の制作が発表されているなど、まだまだ話題の尽きない作品です。

バレーボールを題材とした作品です。全45巻で、2020年まで『週刊少年ジャンプ』で連載されました。 中学ではバレーボールができなかった主人公が、高校では強力なチームメイトを得て、全国大会を目指してバレーボールに打ち込むというマンガです。主人公は身長は低く粗削りながらも、卓越した運動能力と向上心があります。 テレビアニメも4期まで製作されています。できることが増えていく主人公の成長を見るのが楽しい作品です。

アメリカンフットボールという珍しいスポーツを題材にした作品です。主人公の小早川セナ（こばやかわ セナ）は、体も小さく非力ですが、パシリで鍛えた脚力がすさまじく、 その足を買われて『アイシールド21』としてアメフトの選手となります。 仲間の獲得や強豪校との対戦など、スポーツマンガの王道を踏襲した内容です。 とくにセナの精神的成長が見所で、気弱だった少年がアメフト選手として自信を手に入れ成長していく様には、つい涙腺が緩んでしまいます。『ワンパンマン』のマンガ版の作画を担当している村田雄介さんが作画を担当しています。画面の迫力が圧倒的なのも、魅力です。

『少年サンデー』で執筆している大ベテラン作家あだち充さんが描いています。同作者の野球マンガ作品『タッチ』の舞台となった明青学園を舞台に、再び野球にかける情熱と青春を描きます。 明青学園が甲子園優勝を勝ち取ってから26年、すっかり低迷してしまった野球部を2人の主人公が立て直す物語です。 『タッチ』と同じ舞台ということもあり、連載開始から大きな注目を浴びていました。2019年にはテレビアニメも放送されています。

引っ込み思案でいじめられっ子だった主人公・つくしはある日、フットサルを通してサッカーの天才・風間と知り合います。風間と同じ高校だということを知ったつくしはサッカー部に入部し、チームメイトとともに成長を遂げていく、という物語です。 つくしは初心者であり、特にサッカーの才能がずば抜けているというわけではありません。しかしひたむきさと懸命さで他のメンバーに食らいついていく姿は、少年マンガらしい王道といえます。 2016年にはテレビアニメ化もされています。リアルな少年の姿は、読んでいて応援したくなってしまうでしょう。

卓球をテーマにした作品です。小学生の頃から卓球をやってきた月本（つきもと）と星野（ほしの）の2人。天才肌の星野は好き勝手していましたが、高校に入ると月本の方が成長し始めます。実力が逆転した2人の仲は、こじれ始めます。 他校のライバルたちと激戦を繰り広げる中、注目すべきは月野と星野の関係性でしょう。アニメ化、映画化もされた人気作品ですが、原作は全5巻と一気読みもできるほどよい長さです。