いじめ漫画10選！人間の怖さを思い知らされる

この作品は赤ヶ瀬小学校4年２組で起きているいじめをテーマとしたサスペンス作品です。このクラスきっての美少女蜂屋あいはいじめの首謀者となり、次から次へと標的を変えてクラスメイトをいじめていました。あまりにもひどいいじめを見かねた生徒や先生の中には、いじめをやめさせようとする者もましたが次々と消されてしまいます。果たしていじめはなくなるのか…！？いじめの首謀者である蜂屋あいの大人顔負けの頭脳、人間離れした残虐性、クラスメイトを主導するリーダーシップの高さ、小学校４年生がここまでするなんて！と、読んでいて身の毛がよだちます！また、いじめに対して果敢に挑む勇気ある生徒の姿も見どころです！

主人公である石田将也はクラスメイトの西宮硝子をいじめていました。硝子は聴覚障害を持っていてほとんど耳が聞こえません。日に日にいじめはエスカレートしていき硝子は転校しますが、硝子への度の過ぎたいじめが原因となり次のいじめのターゲットは将也になります。将也はいじめられるようになって以降、自分が硝子にやってきたことを反省し、成長するにつれその気持ちが大きくなっていきます。その気持ちを伝えるために、将也は硝子を探し続け再開を果しますが、果たして将也は思いを伝えることができるのか…！？この作品では、いじめだけではなく孤独や純愛等、様々な人間模様が描かれていて感情移入が止まりません！

漫画家を目指す沙和子は、ある日教室内で彼氏の光太からレイプされました。それが他の男子生徒に目撃されて、さらに光太が付き合っていることを否定したことがきっかけとなり、「ヤリマン」「嘘つき」等と悪口を言われ、いじめの対象になってしまいます。果たして沙和子は、いじめを乗り越え、漫画家となることができるのか…！？この作品の見どころは、沙和子のいじめに負けない強さです！机や椅子が教室からなくなっていたり、トイレで水をかけられたり、非人道的なやり方で沙和子を追い詰めてくるクラスメイトたちをものともせず、自分の夢に向かって真っすぐに進む沙和子の姿に涙が止まりません！

これは高校が舞台となったいじめの作品です。高校受験をめぐって親友と絶交することになってしまった歩は、この頃からリストカットをするようになります。高校入学後もクラスになじめず、さらに不運が重なりいじめの対象となってしまいますが、そんな歩を助けてくれたのはクライメイトの未来でした。未来のおかげで歩は自殺願望もなくなり前向きに学校生活を送り始めます。この作品の見どころは、歩の成長する姿です！高校入学後、友達も恋人もいなく自殺を考えるほどであった歩は、未来と出会ったことがきっかけで、生きることに希望を見出していきます。いじめに遭っても立ち上がることはできるという人間の強さに感動すること間違いなしです！

この作品は様々な角度からいじめを描いた作品です。ＳＮＳでのいじめが描かれている「ツ・ナ・ガ・ル」。教師から生徒へのいじめが描かれている「３１人の王国」。空気が読めないことでいじめられてしまう少女を描いた「未完成なわたしたち」。クラスの中に階級があることを描いた「守りたいもの」。これらのいじめは私たちにとってとても身近なものであり、いつ自分が被害者になって加害者になるのかわからないというリアル感から、小中学生から大人気の作品です！いじめの理不尽さ、残虐さがこの1冊に詰め込まれていて、思わずいじめられている子供に思わず同情してしまいます。いじめのリアルを知りたい人におすすめの一冊です！

主人公である村咲みどりは、転校先の聖エトワール女学館でいじめに遭い、自殺を図ります。しかし、みどりは死なずに中学時代へタイムスリップすることに！「第二の人生」としてやりなおそうと心に決意し、いじめが蔓延っている聖エトワール女学館を変えようと再び入学する道を選びます。果たしてみどりは「第二の人生」を聖エトワール女学館で歩むことができるのか…！？この作品は「いじめ」と「友達」がテーマとなっていて、聖エトワール女学館で行われているまさしく「トモダチごっこ」が描かれています。圧倒的な権力をもついじめの首謀者と、それに従う子分のようなトモダチ。本当に大切なものは何なのか、深く考えさせられる作品です！

この作品は将棋がテーマとなった人間ドラマです。交通事故で家族を失い、父親の友人であった棋士の幸田に引き取られ、15歳でプロ棋士としてデビューを果たした桐山零。高校でなじめずに苦しんでいた零を救ったのは、近所に住む川本家の三姉妹でした。しかし、そんな彼をたくさんの困難が待ち受けていました。三姉妹の次女のひなたのいじめ、良きライバルであった二海堂の病気、川本家の家族内トラブル等。まだ幼いながらに一人でこれらの困難に立ち向かう零の姿は、まるで高校生とは思えない強さを感じます！不運な境遇にありながらも、将棋を生き甲斐としてどんな局面でも諦めない零の強い心に、心を揺さぶられること間違いなしです！

この作品はいじめられた主人公の「復讐」がテーマとなったサスペンス作品です。主人公の藤沢彩菜はクラスメイト全員にいじめられていて、そのいじめとは暴行やレイプ等、もはや犯罪のレベルにまで達していました。卒業まで耐えるしかないと思い込んでおとなしくしていた彩菜でしたが、ある日交差点で突き飛ばされて交通事故にあったことから、全員に復讐することを心に誓います。彩菜へのいじめがとても残虐なものであったように、彩菜の復讐も生易しいものではありません！彩菜の怨みの強さ、計画性、頭の良さに驚かされます！いじめの犯人たちが次々と復讐を受けて消えていく展開は、少しグロテスクな場面もありますがとても爽快で、次々とページをめくってしまいます！

これはいじめを受けた主人公の野咲春花がいじめたクラスメイトに次々と復讐していくというストーリーです。野咲春花へのいじめは大変残虐なもので、春花はクラスメイトの放火によって両親を失ってしまいます。それをきっかけに、春花は復讐を誓います！この作品の映画版はＲ１５に指定されているのですが、そのくらいグロテスクな描写が盛りだくさんです！両親を殺された春花の憎悪は並大抵のものではなく、四肢を切り落としたり、臓器をえぐる等して、クラスメイトへの復讐を果たしていきます！時たま垣間見える春花の悲しみや怒りには、春花の人間らしさが描かれていて、春花をここまで掻き立てたいじめの怖さを痛感します。

些細なことがきっかけでいじめのターゲットになってしまった歩。一時は屋上から身を投げようとするところまで追い込まれたが、ある時を境に復讐を心に誓う。というような簡単なあらすじですが、この作品の見どころはなんと言っても、描写のリアリティと一人一人の人間ドラマです！まるで実話なのでは…！？と思ってしまうようなリアリティがあり、他人事とは思えません。また、いじめの首謀者である鈴木はなぜそのような人格形成がなされてしまったのか、歩は今後どのような人生を送るのか等、一人一人に隠された背景を追っていくシーンも読み応えがあります！あっという間に読み終わってしまうこと間違いなしです！