雑誌モーニングのおすすめマンガ16選。話題作から最新連載まで紹介

雑誌モーニングのおすすめマンガ16選。話題作から最新連載まで紹介

1989年から続いている漫画雑誌『モーニング』には数多くの作品が連載されています。今回はそんな『モーニング』の中でも話題の作品から人気の最新連載作まで、一度は読んでもらいたい作品を紹介します。

  • モーニングの最新ドラマ化マンガ

    ハコヅメ~交番女子の逆襲~(1)

    少年・青年マンガ
    4.4
    690

    「もう辞めてやる!」辞表を握りしめた新米女性警察官・川合の交番に、なぜか刑事課から超美人の藤部長が配属されてきた。岡島県警(の男性陣)を絶望におとしいれるコンビの誕生である。某県警に勤めること10年、隠そうとしても漏れ出てくる作者の本音がヤバい! 理不尽のち愚痴、時々がんばる、誰も見たことのない警察漫画。※労働基準法は警察官に「一部」適用外です。

    ハコヅメ~交番女子の逆襲~

    『ハコヅメ』は交番で勤務する2人の女性警官を主人公にした、警察マンガです。 元女性警官の作者によって警察官のリアルな日常が漫画化されている点が特徴で、地方の警察署で発生する小さな事件や、警察組織特有の理不尽さがコミカルに描かれます。 見どころはリアルでありながらキレのあるコミカルな警察官の日常と、ニュースで報道されない町の事件や交通事故の悲惨さが丁寧に描かれている点です。 そのリアルさは警察内部でも評価されており、警察官向けの月刊誌『警察公論』に出向版が連載されるほどです。 2021年の7月にドラマ化され、2021年8月現在5話まで放送されています。読めば警察官を見る目がガラリと変わるでしょう。

  • イチケイのカラス(1)

    少年・青年マンガ
    5.0
    690

    有罪率99.9%といわれる日本の刑事裁判。しかし、その判決を下す裁判官たちのことを知る人は少ない。特例判事補の主人公を中心に裁判所で働く個性豊かな刑事裁判官や書記官の人間ドラマを描く。こんな人なら裁かれたい!? 裁判官が主人公のリーガル・エンターテインメント!!

    イチケイのカラス

    犯罪を行った人を裁く、刑事裁判の裁判官を主人公に据えた作品が『イチケイのカラス』です。 2018年5月から2019年の3月まで連載されたこの作品は、東京に実在する武蔵野地方裁判所の第一刑事部、通称”イチケイ”を舞台に、特例判事補の坂間 真平(さかま しんぺい)が成長していくさまを描いています。 個性豊かな登場人物が多数登場することや、普段見ることのない刑事裁判の裏側を見ることができること、そして判決を下す主人公の心情の変化や成長が見どころです。 マンガを原作としたドラマ版は2021年の4月から6月まで放送されました。全11回のドラマ版は主人公が変更になるなどオリジナルの要素が強くなっています。

  • きのう何食べた?(1)

    少年・青年マンガ
    4.7
    720

    鮭とごぼうの炊き込みごはん、いわしの梅煮、たけのことがんもとこんにゃくの煮物、栗ごはん、トマトとツナのぶっかけそうめん、鶏肉のオーブン焼き、ナスとトマトと豚肉のピリ辛中華風煮込み、いちごジャムetc.……

    きのう何食べた?

    『きのう何食べた?』は同棲する弁護士と美容師の何気ない日常や、2人の食卓風景を描いたマンガです。グルメ漫画でありながら人間ドラマが濃く描かれる本作ですが、最大の特徴は主人公の2人が同性カップルということです。 とはいえ性的な描写はなく、彼らの日常やパートナーとしての絆が中心に描かれています。彼らのほっこりとする絆や日常、食卓に出てくる美味しそうな食事、そして同性カップルが抱える問題などを丁寧に描いている点が見どころです。 2019年にドラマが放送された際はドラマ化の完成度の高さがSNSで話題となり、2020年にはドラマスペシャルが作成されました。2021年には映画化も予定されています。

  • モーニングのおすすめ恋愛マンガ

    あせとせっけん(1)

    少年・青年マンガ
    4.9
    690

    女性に絶大な人気を誇る化粧品&バス用品メーカー・リリアドロップに勤めるOL・八重島麻子(やえしまあさこ)は、重度の汗っかきなのがコンプレックス。デオドラント製品が手放せない生活の中、ある日、商品開発部の名取香太郎(なとりこうたろう)に、「君の体臭は素晴らしい! 新商品の石鹸開発のため、これから毎日、君のにおいを嗅ぎに来ます!」と言われてしまう。でも、においを嗅がれるのは、そんなに嫌でもなくて…。

    あせとせっけん

    化粧品メーカーを舞台に匂いフェチの男とコンプレックスを抱える女性の恋愛模様を描いたマンガが『あせとせっけん』です。 汗かきというコンプレックスを抱える女性、八重島 麻子(やえしま あさこ)が、商品開発部のエースである、名取 香太郎(なとり こうたろう)から、ある日「君のにおいを嗅ぐとインスピレーションが湧く」という衝撃的な発言をされ、それがきっかけに恋愛が始まります。 恋愛のきっかけが”匂いフェチ”という他に類を見ないインパクトがある設定と、名取と八重島のピュアな恋愛模様というギャップが見どころです。 2021年に連載が終了しており、全11巻の完結済み作品です。

  • 個人差あります(1)

    少年・青年マンガ
    5.0
    690

    ある日突然、平凡なサラリーマンは女になった…。磯森晶、32歳。妻・苑子と二人暮らし。わりとありふれた、冷めた夫婦生活を送っていたが、ある日、晶は女性になってしまった。それは、身体ごと性別が変わってしまう「異性化」だった。初めての化粧に初めてのブラ…そして初めての感情。戸惑う晶に妻の苑子は…。読む者の心をゆさぶる、新しい「性」の物語が開幕!!

    個人差あります

    突然異なる性別になってしまう”異性化”は恋愛マンガで一定の人気を誇る設定です。根強いファンがいる”異性化”をモーニングで描いた作品が『個人差あります』です。 物語は平凡なサラリーマンの磯森 晶 (いそもり あきら)がある日突然女性になってしまうところから始まり、それをきっかけに巻き起こる問題や人間模様を描いています。 見どころはファンタジーやコミカルになりがちな”異性化”でありながら、性とはなにか?夫婦の絆とはなにか?といったリアルな問題を投げかけている点です。複雑な問題や人間関係を丁寧に描き出す作者、日暮キノコさんの腕が光る作品といえます。

  • この会社に好きな人がいます(1)

    少年・青年マンガ
    4.4
    690

    「俺たち、付き合わない?……内緒で」お菓子メーカーの経理部に勤めるアラサー男子・立石には、秘密があった。それは、昨日できたばかりの、かわいい恋人の存在。なぜなら相手は、同じ会社の企画部で働く勝気な同期女子・三ツ谷だから――! してないひとも、あこがれてるひとも、迷惑してるひとも、きっと言いたいことがある。ちょっとは覗いてみたくなる。秘密厳守のピュア社内恋愛ストーリー!

    この会社に好きな人がいます

    社内恋愛はマンガのみならず、映画やドラマなど、さまざまな媒体で人気の題材です。『この会社に好きな人がいます』もまた、そんな社内恋愛をテーマにした作品です。 社内では犬猿の仲として知られるが、実は甘々なカップルである立石 真直(たていしますぐ)と三ツ谷 結衣(みつや ゆい)が、社内の人間にバレないように恋愛をしていく姿を描いています。 見どころは社内でかわされる殺伐とした会話と、2人のときだけの甘々な態度のギャップや、恋人同士であることがバレないように苦労する、2人の初々しい姿です。 また、2人だけの秘密を読者という神の視点で見ることができる楽しさもあります。2021年8月現在、8巻まで発売されています。

  • モーニングのおすすめお仕事マンガ

    アンメット ーある脳外科医の日記ー(1)

    少年・青年マンガ
    4.8
    690

    脳疾患が招く麻痺、記憶障害、失語症――。脳外科医が診るのは、脳ではなく人生。元・脳外科医が書く超本格医療ドラマ!/日本における脳血管疾患の患者数はおよそ112万人。そして患者の多くが何らかの後遺症と闘っている。アメリカの病院から郊外の主幹病院にやってきた三瓶友治は空気を読まない。それは、少しの遅れが人生を左右する脳外科医ならではのふるまいでもあった。「脳内血腫」「第4脳室腫瘍」「失語症」の症例を収録。

    アンメット ーある脳外科医の日記ー

    身近でありながら生と死が密接に関係する医療の現場は、多くの物語で舞台にされています。『モーニング』で連載されている『アンメットーある脳外科医の日記ー』もそんな医療漫画の1つで、脳外科を舞台にしています。 かつてアメリカで医者として活動していた型破りな脳外科医、三瓶 友治(さんぺい ともはる)を描いた作品で、彼が日本の郊外の病院で患者を救おうと奮闘する姿が見どころです。 空気を読まないマイペースな三瓶が、決めるところではしっかりと決め、患者を救う姿が魅力にあふれています。日本人にとって無縁とは言い難い、脳内血腫や第4脳室腫瘍といった脳に関する病気を丁寧に描く、本格的な医療マンガです。

  • 刷ったもんだ!(1)

    少年・青年マンガ
    -
    690

    東京近郊の印刷会社に勤務する真白悠(元ヤン・目つき悪し)。人生をやり直そうと、印刷業界に飛び込んだが、実際働いてみると、苦労もたくさん。先輩や同僚もこだわりやクセの強い人ばかり。でも、そんな仲間とてんやわんやするこの職場には、ささやかな感動も…。という真白のあれこれを、印刷業界あるあるとともに綴っていく、お仕事コメディーです!

    刷ったもんだ!

    世の中にはさまざまな職業があるため、いろいろな仕事をテーマにしたマンガが作られています。『刷ったもんだ!』は生活に関わりがあるものの、どのような業界か分かりにくい印刷業界をテーマにした仕事マンガです。 デザインに関わる仕事がしたい、そして人生をやり直したいという思いから、元ヤンの真白 悠(ましろ ゆう)が印刷会社で苦労したり、感動を覚えたりする姿を描いています。 苦労しながらも一生懸命仕事に取り組む主人公、真白の一途な姿や印刷業界にいる人間なら思わずうなずいてしまうあるあるが、丁寧かつコミカルに描かれているのが見どころです。 過去に印刷会社に勤めていた作者、染谷みのるさんが描くリアルな業界ネタと、コミカルな描写は一見の価値ありです。

  • 紛争でしたら八田まで(1)

    少年・青年マンガ
    5.0
    690

    イギリスに本社がある企業に地政学リスクコンサルタントとして勤める八田百合。彼女の仕事は、地政学に基づいた知性と、ちょっとの荒技で世界中の事件を解決すること。そんな彼女に依頼を出してきたのは、ミャンマーにある日本の企業だった…。

    紛争でしたら八田まで

    地理的要因からなる政治的リスクを指す”地政学リスク”のコンサルタントという、特殊な仕事を生業とする美女を描いた作品が『紛争でしたら八田まで』です。 見どころは宗教から軍事や政治、民族や歴史といったさまざまな知識が必要となる地政学という難しいテーマを扱ったマンガでありながら、現在起きている社会問題をベースにした、読み応えのあるストーリーです。 1巻は2021年8月現在も民主化で情勢が不安定化しているミャンマーの民族問題を扱っています。自分の知識と力で世界中を駆け巡る爽快な主人公に注目です。

  • 趣味や夢を追求する個性派マンガ

    マンガ サ道~マンガで読むサウナ道~(1)

    少年・青年マンガ
    5.0
    690

    苦手だったサウナの、「本当」の気持ち良さを偶然知ってしまった“運命の一日”を境に、すっかりサウナ中毒になってしまった「私」。通い詰める内、確実に気持ち良くなれるサウナの入り方があることに気づいて…。「快感」をどこまでも追い求めるオトナ達の、新時代サウナの入門書! 描きおろし番外編&昇天確実な全国サウナリスト50も収録。ハマれるものがあると、人生は、楽し~~~い!!

    マンガ サ道~マンガで読むサウナ道~

    サウナに入ることが好きな人もいれば、サウナが苦手という人も少なくありません。 『マンガ サ道~マンガで読むサウナ道~』はサウナが苦手だった作者のタナカカツキさんが、ある日サウナの気持ちよさに気がつき、サウナにハマっていく過程やサウナで出会った人々を面白く描いた1話完結型のエッセイマンガです。 日本サウナ・スパ協会からサウナ大使に任命されるぐらいのサウナ好きである作者、タナカさんが語るサウナの魅力と、味のある絵柄が見どころの作品です。 2017年には『このマンガがすごい!』にてトップ10入りを果たし、2019年にはドラマ化もされました。

  • サイクリーマン(1)

    少年・青年マンガ
    5.0
    690

    かつて自転車選手として将来を嘱望された竹繁が、サイクリングロードで意気投合したロードバイク初心者の矢美津。二人は「自転車」という趣味でつながり、仲間になる。しかし、実は矢美津は、竹繁にとって気安く話せない人物だった…! 家庭の悩み、職場のストレス。自転車を漕ぐだけで、みんな後ろに吹っ飛んでいく! 新しい自分、新しい世界が見つかるファンライドストーリー、開幕! 読むと自転車に乗りたくなる!!

    サイクリーマン

    ここ数年で趣味とする人が大きく増加したサイクリングを描いたマンガが『サイクリーマン』です。 社会人2年目の新人で、かつて自転車選手を目指していた主人公の和田 竹繁(わだ たけしげ)が、久々に自宅の倉庫からロードバイクを引っ張り出し、サイクリングロードに出かけます。そこで、ロード初心者の矢美津 健(やびつ けん)と出会い、意気投合し仲良くなります。 しかし、仲良くなった矢美津は実は和田が務める会社の新しい上司でした。例えるならロードバイク版『釣りバカ日誌』ともいえる作品です。 見どころは上司である矢美津と和田がオフの日にロードバイクを全力で楽しむ姿や、ロードバイクを中心に人間関係が広がっていく姿です。

  • はじめアルゴリズム(1)

    少年・青年マンガ
    5.0
    690

    老数学者・内田豊は廃校で出会った、小5の少年・関口はじめと。はじめは、数学において天才的な才能があった。内田は彼の才能に惚れて、彼を導いていくことを勝手に決心したのだった・・・。足す足す引く引くワクワクドキドキ。ワンダーボーイ、数字と一緒に世界を大冒険。数字を見るのが少し楽しくなる成長物語。数学と天才が嫌いじゃなくなります。

    はじめアルゴリズム

    数学に魅了された年老いた数学者と天才的な才能を持つ少年の交流を描いたヒューマンドラマが『はじめアルゴリズム』です。 主人公の一人であり、数学者である内田豊は50歳を迎え、数学者としての限界を感じ取っていました。 そんな内田が故郷に戻った際、かつて自分が通った学校に書き残した未完成の数式を確認したところ、天才的な小学生の関口はじめによって加筆され数式が完成していました。内田はこの数式をきっかけに関口と出会い、数学者人生最後の仕事として、関口を数学者として導くことを決意します。 かつて書き残した1つの数式をきっかけに、正反対な内田と関口が交流を深めていくさまや、楽しそうに2人で数学に打ち込む姿が魅力的な作品です。