全巻(1-12巻 完結)

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プライド 12

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ウィーンでのデビュー後、SRMのレコーディングの為に帰国した史緒。出産を控え、幸せに満ちた萌と再会し、彼女の本当の姿を知る。新たな絆が生まれた二人は!? 遂に最終巻!! 【電子版限定】単行本未収録の後日談「番外編 プライドを捨てた男たち」付き!
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プライドの作品情報

あらすじ

ウィーンでのデビュー後、SRMのレコーディングの為に帰国した史緒。出産を控え、幸せに満ちた萌と再会し、彼女の本当の姿を知る。新たな絆が生まれた二人は!? 遂に最終巻!! 【電子版限定】単行本未収録の後日談「番外編 プライドを捨てた男たち」付き!

プライドのレビュー

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    バナナさん
    3.0
    さすが大御所、読者を引き込んで最後まで読ませる技術は感服します。昔の作品なので値段が今の単行本の約半額なのもお得感が。暇つぶしにはもってこいです。
    個人的には最後の方は「なんじゃこりゃ?」という結末ですが(貧乏人は幸せになれなかったし、全てを持っているヒロインは何も失わなかった)、途中で楽しませてくれたのでOKです。

    今はなきフォーシーズンズ椿山荘とかブリストルホテルとか懐かしい。新国立劇場が出てこなかったのが不思議。
    2023/09/26
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    ブドウさん
    5.0

    一気に読んでしまいました

    とても良かったです。
    3人には幸せに生きて欲しかった…
    2023/07/28
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    モモさん
    5.0

    タイトルが奥深い

    生粋のお嬢様と貪欲に生きる庶民
    お互い自然にそう生きていて交わることのない対象的な2人がライバルとなるのは少女漫画の王道で
    どちらが主人公かによってもう片方が意地悪だったりしがちだけど
    姫川亜弓的お嬢様の史緒に対して北島マヤ的庶民派代表の萌が仕掛ける人を陥れる何でもありの数々が中々に酷くて
    萌の厳しい環境、数々の不幸に同情がわきずらい
    可哀想な状況に更に惨めさを招いて転がり落ちているのは萌自身だから
    でも、無駄だと知りつつ妬み嫉みを捨てられずそれが糧にする様は生々しくてリアルだしその弱さも魅力ではある

    対して史緒は父親の事業が倒産の憂き目にあっても誰を恨むでもなく迷い戸惑い傷付きつつも我が道を行くので自然と皆に助けられ道が拓ける
    誇り高く強く正しく生きる様はただただ美しく魅力的
    私は史緒くん大好きです

    全く対照的だけど2人とも恋を諦めたりと共通点もあるし何と言っても魅力的

    このタイトルは「誇り」というより「矜持」という意味なのかなと思って読みました
    2023/04/08
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    こぐま
    5.0
    何回も読んでるけどまったく飽きない!最高にドラマチックで最高に感動!!最終巻は泣ける!!
    2020/07/03
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    リンゴさん
    2.0

    結局一人勝ち

     です、志緒さん。すべて手に入れてハッピーエンド・・・何じゃそりゃ!!ってぐらい志緒さんファーストです。もえちゃんかわいそうすぎるわ。
     この作者って生い立ちとかエッセイ読むとお金持ちに対して尋常じゃない入れ込み方あるよね。なので有閑倶楽部なら成金の百合子さんより元華族の千秋さん、砂の城ならただお金持ちなミルフィーより貴族のナタリー。なのでこの作品でも作者は結局最初から最後まで志緒さんの味方で書いてたんだろうなって思うとこの終わり方も納得いきました。 
     この作品、女同士のバトルとかオペラとか骨組みはすごく面白かっただけにこのラストが残念です。
    2020/03/13