｢葬送のフリーレン｣のレビュー・感想

魔王を倒して平和になった世の中を旅して、フリーレンの気持ちがゆっくりと変わっていく物語です。長寿であるために仲間と別れが来てしまうのが切ない。

当方、サンデー公式アプリで10巻の途中まで読了済み。
超長生きな種族であるエルフの女性・フリーレンは魔王を倒した勇者パーティに属していた魔法使い。
時が経ち、かつての仲間たちが死んだり老いたりしていくなかでフリーレンはその元仲間の1人から託された天涯孤独の女の子・フェルンとともに旅を始める。
魔王を討伐したと言っても魔族全体が滅びたわけではなく、フリーレンたちは旅するなかで時々魔族と遭遇し戦闘することとなる。

コテコテのファンタジー漫画なのに派手な演出はほとんどなく、わりと淡々とストーリーが進んでいく不思議な漫画。けれどその淡々とした流れと、ほのぼのしたりしんみりとしたりする場面やセリフが読んでいて不思議と心地よい。
なので、派手な演出や熱い展開を所望する人は肩透かしを食らってしまうかもしれない。

一巻が無料だったので読んでみました。最初の一話目からすでにウルっと…目から汗が…購入して続きを読もうと思えるような漫画です！

時間の経過が早いようで、ゆったりした空気が流れる作品。
フリーレンの心の変化が、長い時間をかけて描かれています。ヒンメルの老化が別人でびっくりでした。

まず、他の投稿者さんが言ってるとおり絵が綺麗でストーリーも分かりやすく続きが気になる内容になっている。

まずイラストがすっきり綺麗な印象でよみやすい。
それに、なんというか魔法とかの世界観だけでなく生き方みたいのを考えさせられるような漫画です。

勇者一行の後日譚だが冒険の後も人生は続く。そして人生の長さはそれぞれ違う。とてつもなく長命な魔法使いのエルフは長命であるがゆえか感情の起伏が少ない。その熱量の低さ、諦念が心地よく。

主人公の気持ちが少しずつ変わっていってこの先どうなるのか気になる。

考えさせられることの多い漫画です。絵が綺麗でとてもよみやすいです。

以前メディアで話題になってたので気にはなってました。
終わりから始まる話で、余韻のある話だと思います。
心に余裕のないとき(今)読むと泣けてきます。でも余裕ある時に読みたい本です。

独特の世界観。切なく、しみじみしてしまうから、時間のある時にゆっくり読みたいと思う。

日常シーンも戦闘シーンも淡々と進む空気感がエルフっぽいような気がする。

寿命が違うと感じ方や考え方が変わってくる事を考えたことがなかったので面白いと思った。

セリフなしのコマがあることでわかりやすくてよかった。

かつての仲間との冒険譚を思い返しつつ、新たな仲間とまた同じ道を進んで行く。悠久の時を生きるフリーレンの、新たな感情や心の動きがこちらにも伝わり嬉しかったり切なかったり。セリフの無い絵だけのコマが続くが、淡々と進んでるようで実は濃い時間を凝縮してて、そこを読み取っていくのも楽しい。

長命である事は幸せなのか歳を摂らなければ幸せなのか考えさせられました
別れがくるのに人と係わり続けるのがすごい

無料巻のみ読了。命と時間について考えさせられました。前の冒険の亡くなった仲間たちとの回想が切ないです。

もともとの寿命が違い過ぎるとそりゃ感じ方も違くなってしまって、共通認識が噛み合わなくなりますよね。
それが後になって急に切なくなるのが伝わってきて、うわーっ！！となんだか胸がいっぱいになる事がちょこちょこ出てくる。

最高

勇者などの物語はたくさんありますが、その勇者たちが冒険を終えた後の世界の話です。
切り口が新しいなと思いました。
絵もこじんまりとしていて見やすい絵ですので、よかったです。
ただ文字多めです。