｢葬送のフリーレン｣のレビュー・感想

派手なことは起こらないのだけれど、それがこの作品の良さのひとつでもあると思う。

ほのぼの系の、終わりからの始まりの物語。
有りそうで無かった、いつも脇ヒロインのエルフが主人公。
エルフなんて間違いなくファンタジーなのだが、此れほど淡々と日々を重ねる物語だとは想像だにしなかった。
ハラハラドキドキの前のめりで読む作品ではないものの、読後に残る普遍的な台詞が心地良い。

「人生ってのは、衰えてからのほうが案外長いもんさ」

年齢を重ねるほど心に染みる漫画です。
1000年以上生きるエルフにとって10年なんて一瞬でしょうけれど、その一瞬がかけがえのないものだった。そして、フリーレンのいまの旅もかけがえのないものになっていくのでしょう。

ミミックだとわかっているのに宝箱に必ず嵌り、くだらない魔法集めが趣味のフリーレンを始め、味のあるキャラクターがたくさん出てきて飽きることのない漫画です。

心に響く…。
年のせいですかね、もの悲しい気分に。学生時代の仲間たちを想います。

葬送という題名で読まずにずっといました。アニメで話題で少し読み始めたら、はまります。これから追いかけたいと思います。泣きながら読んでるのは年齢もあるのかな。ハッピーなものを好みがちだけど、じんとくるのもよいですね。

使い古されたテーマだけれど、それなのに面白い、、、
現在の最新刊11巻まで購入しました。
乱立するこの手のテーマのなかでは断トツに面白いと思いました。もうすでにいなくなった仲間・故人の足跡とメッセージを長命種のエルフが丁寧にひろっていくお話。今はもう同じ時間を生きていない死者と生者の対話に泣けます。
今秋よりアニメがスタートするそうですが、そちらも楽しみです♪

最新刊12巻読みました。
11巻巻末のヒンメルやハイターたちが登場するこのお話あたりをぜひ劇場版にして鑑賞したいです。

マンガ大賞で気になっていた作品。さすが受賞作。あらすじ読んだ時はひかれなかったけど読み始めたらハマりました。

フェルンの杖のデザインが好きです。やっぱり魔法使いは両手杖ですよね。スティックなんかじゃダメダメ！久しぶりに漫画ハマりました。読み終わった後、もう1度読み返したくなるなんて何年振りでしょう。魔法使いいっぱい出てくるけどそれぞれ個性があってとても良いです。

かつて世界を救った勇者一行に魔法使いとして所属していた長命種であるエルフが勇者の死後彼らの旅路を再び巡りながら様々な短命である人たちと触れ合っていく話

こんな感じのストーリーなのね。真新しい感じはするけど没入しにくいテーマかもね。 なぜ、葬送なのかはいまいち掴めず。とにかく読み進めることにする。

勇者とかファンタジー系のお話は苦手で基本読まないのですが、これはハマって読んでいます。
常に続きが気になる展開です。

おもしろいと聞いててやっと読めた。絵もストーリーも私好みで、続きが気になる。泣きそうになるとこけっこうあったなぁ。

魔王を倒し凱旋したパーティのその後を描いた作品。ラスボスを倒すのが最終目的のハズなのに、その後って！思いつかなかった発想にわくわくする。魔法使いのフリーレンは仲間との冒険をおさらいするかのように、また、新たな旅を続ける。フリーレンやフェルンなどの女の子キャラが可愛い。人を理解することの大切さをフリーレンとともに考えたい。

王を倒したパーティーの一人エルフの女の子の話。人間よりも長生きができ、老いもしない彼女は仲間の死の後何を思い何に心惹かれるのか。 あの時を大切にしたかったと悔い改める人には響くものがあるなと感じた。

イノベーションのジレンマを舞台設定の柱にした画期的なファンタジー。無駄な魔法を集めるのが趣味という設定も、科学や技術の発展にはその時点では目的もわからず無駄にしか見えないような多くの研究があってこそ成されるものという事実が下敷きになっていると思う。

ストーリーが良くて、フリーレンが可愛いです！読み始めたら続きが読みたくてついつい読んでしまっていました。

ある意味切ない漫画。思いでの持つ温かさを感じる作品。そこはかとなく諦感がただよう。

くすっと笑えるところもあるし、涙がでそうなところもある。何度も読み返したい。寿命が違うってつらいな。

マンガ大賞かなにかで気になってた作品。読んだらハマりました。

勇者との冒険がおわったあとのフリーレンが、また旅をするお話。
長寿のエルフだからこそのお話。
フリーレンがどうかわっていくのか、どんな気持ちになるのか楽しみです