ロボットマンガなのに切ない……普通の少女マンガに飽きた女子必見の未来系涙活マンガ

最終兵器彼女
イヴの時間
ぼくらの

ロボットと人。似ているのに相反する存在を描くと、どうしても切なさと悲しさ、そして命について考えさせられます。
ここでは涙なくしては読み進められない、切なさをプラスした珠玉のロポットマンガをご紹介。私たちはなぜ生きているのか、なぜ生きるのか、自分に問いたくなる作品ばかりです。

最終兵器彼女高橋しん

どんくさくてノロマだったはずの彼女が、本当は戦争のための“最終兵器”だったら。
そんな切なすぎる設定から始まる本作は、かわいいちせがどんどん暴走し、壊れていくと同時に、限りある愛情がぶつかりあう涙腺爆発のラブストーリー。死ぬことがわかっているのに、好きで好きでたまらない相手がいる残酷さが、美しい絵柄とともに綴られる。キャッチコピーは「この星で一番最後のラブストーリー」ぜひティッシュを片手に読みましょう。

イヴの時間吉浦康裕

ロボットと恋をする。そんな時代がもう現実にもきているかもしれません。
アンドロイドを家電としてあつかう時代、主人公はひょんなことから、ハウスメイドロボのサミィと出会い、淡い気持ちを抱き始める。ロボットに恋をするなんて。困惑しながらも、命や優しさ、愛情について考えさせられる珠玉のストーリー。

ぼくらの鬼頭莫宏

14人の少年少女が、戦って世界を救う。
聞くだけだとただのロボット戦闘モノですが、戦うには代償があります。それは敵を1体倒すためには、引き換えに1つ命が必要であること。倒しても死に、負けても自分も地球も死ぬ。そんな瀬戸際に立たされた10代の少年少女たち。
最後の散り様は、はかなくも美しい、切なすぎるロボットマンガです。

ほしのこえ佐原ミズ

「私たちは、たぶん、宇宙と地上にひきさかれる恋人の、最初の世代だ」キャッチコピーからも涙が出そうになる本作。
大人映画監督、新海誠の初の長編アニメ映画が原案となったマンガは、宇宙で戦う美加子と、帰りを待つ昇の物語。宇宙と地球は時間感覚が異なるため、どんどん距離だけでなく年齢が離れていく2人。その切なさと、最後の展開には、どんな人も涙が浮かぶこと間違いなしです。

機械仕掛けの愛業田良家

本を愛する刑事、型落ちの子育てロボット、バカなレジ打ちロボ。本作は数話完結でさまざまなロボットたちの生き様が見えてきます。
これからロボットと生きる世界が当たり前になっていきますが、命のない存在であるはずのロボットが作り出す、なぜか暖かな物語は、タイトル通りの「機械仕掛けの愛」にあふれています。
乾いた私たち人間の心を潤す、ロボット人情話は、ゆっくり一人の時間に楽しんで。