アラサーが失恋した時に読むべし！なマンガランキング

主人公は松実幸子(まつみさちこ)幸せな子と書いてさちこと読みます。
わたしの知っている限りですが幸子に幸せな子はひとりもいないのは都市伝説なのでしょうか。
そんなことは置いといて、サチの恋愛方向音痴の破壊力は凄まじいものがあります。あぁ、危なっかしい。ダメ女の反面教師マンガとしては相当優秀です。純粋なラブストリーもいいですけど、逆に嘘がない本音の話という感じが好きな人は必見です。

絵で判断しないで、もっと色な人に読んでもらいたい作品のひとつです。内容は地球に巨大な天体が降り注ぎ人類滅亡。
それはあらかじめ学者に予測されていたことで、政府は「春・夏A・夏B・秋・冬」とグループに分け、引率1人と7人の少年少女を選び、全国各地にコールドスリープして人類再生…という、失恋した時にはこれくらい壮大な愛の物語が傷を曖昧にさせてくれるかもしれないということでのチョイスです。

吉原で生きる遊女の生きざまが官能的に尚且つ詳細に描かれていて吉原時代の光と闇を垣間見れます。風俗世界をここまで美化した吉原の世界って類を見ないような気がします。気品がありなんとなく儚い感じ。鋭いけど脆い。でも美しい。「さくらん」が好きな人は絶対好きなはず。わたしもこの時代にいたら同じような恋をしたのかな。切ない。

忘れられない恋ありますか？昔このマンガを読んだ時、主人公の女の子が「忘れられないまま生きていく」というセリフが結構数日間余韻として残っているのを覚えています。
過去の恋愛を胸を張って覚えている、そして前を向く、時間が解決することだけどこれほどに堂々と清々しい物語にできるのはやはり谷川史子先生の力量なんだと実感する作品の一つです。

あまりにも有名な片思いマンガではありますがご紹介です。
年単位で片思いをしていた人はとても共感できるかもしれません。フラれてフランスで修行しショコラティエになり日本に帰ってきて、またフラれた彼女に振り回されるというお話で、結構どこも共感できない！という割には皆読んでいるという稀有なマンガです。
突っ込みどころが多いマンガは愛されるのかもしれません。