【感動】泣ける漫画10選！号泣したい時におすすめ

『海月姫』や『東京タラレバ娘』など数々の人気作を生み出してきた、東村アキコ先生の自伝エッセイ漫画が、この『かくかくしかじか』です。 元々は自信過剰でうぬぼれていた高校生の明子が、恩師である日高先生と出会うところから、成長して人気漫画家になるまでを描いており、恩師である日高先生への私信のような内容になっています。 大学時代のエピソードなどは、共感できる方も多いのではないでしょうか。 日高先生との数々のエピソードは読めばきっと「こんな恩師が欲しかった！」と思うこと間違いなし。結末は解っていても感動で泣いてしまうことでしょう。 これから受験という若い方にも、人生を振り返る年齢に差し掛かった方にもおすすめです。

30歳を超えてから、夢であった宇宙飛行士に再挑戦する兄と、一足先に宇宙飛行士になる夢を叶え、兄を支える弟の兄弟愛や、クルーたちが織り成す人間ドラマで話題となった人気作です。 2012年にはアニメ化と実写映画化を果たしていて、メディア露出も多い作品なので、ご覧になったことがある方も多いでしょう。 重厚で感動的な人間ドラマに目がいきがちですが、描かれる宇宙開発のアイディアの高いクオリティーもポイントです。読み進めるうちに「現実でもこんなアイディアが使われたりしてるのかな」と、宇宙開発という馴染みのない世界に対する興味を、きっとあなたも持つはずです。

高校2年生になった菜穂は、未来の自分からの手紙を受け取る。そこにはこれからの出来事と未来の自分が後悔していることが書かれていた。 未来の自分から手紙が届いていた友人たちとともに、そんな未来を変えていくために行動していくのだが…… こちらも実写映画化など、大ヒットとなった作品です。未来では死んでしまっている翔を、菜穂たちは救うことが出来るのか。彼らの友人になったつもりで、どうしようか考えながら読むのも面白いかもしれません。 友情や恋愛といった普遍的なものを描いた、泣ける少女漫画ですが、そこにSFの風味を足すとこんなにも面白くなるのか、と驚かされます。 普段は少女漫画を読まない人も、是非読んでみてください。

こちらも実写映画化されている人気作。 母の死がきっかけでピアノを弾けなくなった元天才少年ピアニストと、彼の同級生で才能豊かなヴァイオリニストの少女が出会い、互いに成長していく姿を描いた青春漫画となっています。 互いに切磋琢磨し成長していく様子や、甘酸っぱい恋愛模様など、青春漫画の醍醐味をこれでもかと詰め込んだ名作漫画です。特に、最後のコンクールのシーンは号泣必至。各登場人物の気持ちや、嘘に込められた想いに触れると、何度読んでも感動してしまいます。 クラシック音楽が題材になってますが、知識が無くても面白く読めるので、学生時代の記憶に思いを馳せなら、ぜひ読み進めてみてください。

医療を題材にした漫画は数多くありますが、その中でも産科医に焦点を当てた作品は、今までになかったのではないでしょうか。 産科医でありながらジャズピアニストでもあるサクラを主人公に、妊婦やその家族たちの人間ドラマ、出産といった、産婦人科のリアルを描いた作品です。 ありふれた行為だからこそ、出産や新しい命を迎えることの尊さ、難しさというのを、きちんと理解できているでしょうか？ この漫画は、そんな普段は中々考える機会の少ない出産のことを考えさせてくれます。 一口に出産と言っても、各家庭で環境も違えば、妊婦さんの体調も様々で、時には命がけの行為にもなります。そんな当たり前を再認識させてくれる、必読の感動作です。

その日、定年退職を迎えた夫は、70歳の妻から「私、妊娠しました」と、とんでもない事実を告げられる……。という、衝撃的なストーリーで話題になったので、ネット上で見たことがある方も多いのではないでしょうか。 「どうせ設定のインパクトしかない一発ネタ漫画」と思われるかもしれません。 しかしこの作品は、両親がおじいちゃんおばあちゃんと言うだけで、出産や育児を描いた漫画としてみれば、とてもリアルな漫画です。 両親の設定はお年寄りですが、彼らが出産、育児に苦心する様は若い夫婦と変わりません。高齢出産を行う妻の心情や、それを見守る夫との関係など、温かい気持ちになれる感動的な人間ドラマを楽しんでください。

タイトルの37.5℃は、子どもを保育園に預けられなくなる体温のボーダーラインを指しています。 しかし、子どもを養うためには、仕事を休むわけにもいかないですよね。そんな時に活躍するのが、この漫画で題材になっている「病児保育士」という存在です。 主人公の桃子は過去に児童虐待を受けていて、感情表現が下手になってしまった女性です。そんな彼女が、限られた範囲ながら必死に奮闘し成長していく様子はとてもひたむきで、見ていてつい応援したくなってしまいます。 様々な家庭が抱えている問題を描写しながら、桃子の成長もしっかり描いていて、時に笑え、時にほろっと泣いてしまう、そんな作品です。

『響～小説家になる方法～』で一世を風靡した、柳本光晴先生の初商業漫画です。 少女漫画のようなキラキラした青春に憧れる少女の千穂と、その友人である和哉、遥との交流を描いているのですが、この作品のタイトルをもう一度見てみてください。『女の子が死ぬ話』です。 タイトルが壮絶なネタバレになっている訳ですが、実は遥は病に侵されていて、もう余命は数カ月しかありません。 この作品は、少女の死と、その死に残された人間はどう向き合っていくのか、を実にリアルに描いています。 人によっては、最終話を読んで感動するのではなく、後味の悪さを覚えるかもしれません。しかし読み終わった後は何かしら考えずにはいられない、そんな作品です。

昔、悪行の限りを尽くしたことから、封印されていた妖怪。そんな妖怪を封印していた槍を抜いてしまい、妖怪を解き放ってしまったうしお……。 そんな2人の友情や、最悪の妖怪である「白面の者」との戦いを描いた少年漫画の名作です。 物語が進むにつれて明らかになる設定や、序盤から張り巡らされた伏線の回収は見事の一言。 緻密に張り巡らされた伏線の数々、多数の魅力的な登場人物たちのエピソードなど、きっとお気に入りのエピソードを見つけられることでしょう。 これまで出会った登場人物が主人公たちを助けに来てくれる終盤の展開は非常に熱く、感動的。少年漫画史上に名を残す名作漫画、ぜひ一度読んでみてください。

天才的頭脳を持ちながら、不登校になっていた清麿の前にある日、魔物の子、ガッシュ・ベルがやってきます。 実はガッシュは、魔界の王を決める戦いに参加させられた魔物の子の1人だったのです。ガッシュと清麿は、数々の戦いと戦っていく中で友情を深めていきます。 連載終了から10年以上たっている作品ですが、今でも根強い人気を誇っている作品です。 特に、ガッシュが「やさしい王様」になることを決意するきっかけとなる、魔物の少女・コルルとのエピソードは、覚えている方も多いのではないでしょうか。 戦うことを強要されていた彼女との戦い、別れを描いたエピソードは特に人気が高く、泣けるエピソードとしても有名です。