あらすじ屋形で紡がれる、唯一無二の姉妹愛―――― 京都のど真ん中、花街にある屋形でまかないさんとして暮らす少女キヨを主人公に、華やかな花街の舞台裏、普通の日のごはんを通して、温かな人間模様が描かれるお台所物語。 初春の気配が漂う頃、「春のをどり」に向けて花街は動き出します。 お正月を青森で過ごした3人それぞれに京都での日々が戻ってきました。 そして、つる駒には未来へ向けたある選択が迫ります。 「芸妓さんになるか、花街を去るか」 つる駒の葛藤、そして、身近で見守る駒えみの想いとはーー?
モモさん通報5.0絵が動いてる毎日の献立のヒントになるかも?と読み始めたのですが、テンポが良く絵が活き活きとしていて脳内で動いてるかのように再生されます。舞子の夢が破れてまかないさんになる16才の主人公がとても良い子で読んでいてほのぼのした気持ちになりました。2024/08/19いいね(1)
モモさん通報3.0途中までは面白かった…舞妓、花街、という一般人では垣間見ることもできない世界のお話が、美しい部分だけでも見ることができて10~12巻位までは面白く読めました。毎日のご飯に絡めた話や、すみれちゃんとキヨちやんの友情の話とか、ぐっとくるところも沢山あるのですが、途中からすみれちゃんの恋愛が絡まってきて、おそらく人によっては一気に萎えます。お年頃の少年少女が主人公ですし、掲載誌が少年誌なので仕方ないかな、とは思いますがもうちょっとなんとかならなかったかなぁ……と少し残念です。2024/03/04いいね(3)
モモさん通報5.0一話一話、慈しんで読ませてもらってますストーリーはなんていうことない日常のやり取りだったりしますが、しみじみと清々しく感じます。京都、青森という舞台もしっくりきますね。出てくる人がみんな、僻んだり、虚勢を張ったりしないで、自分のことも相手のことも大事にしているのがいいです。自分も丁寧に暮らそうって思える、大事に残していきたい作品です。2024/01/12いいね(4)