あらすじママ。もう僕は、迷わない。 「あの山に行ご」ーー 真夜中に突然現れたしげるは、そう言いながら静一を誘(ルビ:いざな)った。 静一が連れて行かれたのは、かつて静一が幼い頃にママから突き落とされた 町の高台だった。 「ママがよんでるよ」 しげるが放つ言葉が、静一の深淵に潜んでいたママを呼び起こす。 ママに対する激情を吐露する静一。 しかし、静一は再びママに取り込まれてゆく… そして導き出したひとつの”答え”が、静一を衝撃の行動に!?
オリーブさん通報5.0愛情の結果愛情たっぷりに息子を育てながら、愛情ゆえに?少しずつ壊れていく母親。。なぜこうなったのか、とても気になります。正気を失った母親を、必死に庇おうとする息子の心理にも興味が湧きます。2023/10/02いいね(1)
リンゴさん通報3.0ホラーと思えるほど、読み終わらないと寝れない息子だけど、ひとりの人間ではなく、自分の所有物となっている感がまず恐ろしかったです。母親の価値観だけで、突き進めようとし、余計なものは排除しようとする。洗脳商法のようで、ずっと続けられると歪んでくるのかなと怖くなりました。数ページで読み終えなかったけど終えるほうが恐ろしかったので、無料のエリアだけ読破しました。2023/09/29いいね