読書のお時間ですの中の人 tomoko36歳読書のお時間ですスタッフ
「70歳で出産」という衝撃設定の内容のマンガですが、超高齢出産というシビアさよりも、絵のタッチもストーリーの展開もとても温かくて、年齢など関係なく新しい生命の誕生を喜ぶ2人の姿が印象的です。
年齢なんて関係なく、私の両親も、この2人のように新しい生命に喜び、動揺し、ソワソワしながら大切に育ててくれたんだろうな、と改めて生命の愛おしさ、尊さについて考えさせられる思える作品でした。
マンガでリア充を疑似体験するママライター43歳読書のお時間ですスタッフ
70歳の妊娠と聞くとファンタジー作品なのかと予想してしまいますが、大きく裏切られます。つわりを脳梗塞と間違われたり、電車で席を譲られる理由を勘違いしたり、随所に散りばめられた超高齢出産ならではのネタにクスッとしてしまう。両親の年齢は高いけど、初めての子育てに奮闘する様子は他の夫婦となんら変わりません。
ワーカホリックで婚期迷走中NIKO42歳読書のお時間ですスタッフ
35歳以上で高齢出産とされる日本において、その倍の70歳で“高齢者出産”したご夫婦のお話。
定年を迎え、穏やかな老後を送ろうとしていた所に舞い込んだ妻(70歳)の妊娠に右往左往する男と、産むと決めてどっしりと腰を据えて準備する女。夫から父親としての自覚を持っていく様子になんだかほっこりします。
長年連れ添ってきて、子供が出来た事で色濃く見えてくるお互いへの愛情、そして子どもへの思い。どの年代で読んでもグッとつかまれる作品だと思います。
マンガサロン『トリガー』店長 マンガコンシェルジュ兎来スペシャリスト
『セブンティウイザン』。その名の通り齢70にしての初の出産を描いた物語です。
設定は突飛ですが、
極めて真摯で温かさに満ち溢れています。1巻の出産のシーンは涙なしには読めませんでした。
そして、超高齢出産をしてそれで終わりではなく、産んだ後の子育ての苦労や喜びも事細かに盈盈と描かれていきます。
本当に良いマンガなので、一人でも多くの方に読んで欲しいと心の底から願います。