托卵女の企み
生前のハヤシが幼馴染だった托卵嫁と間男、皆◯しのきっかけになった二人の間の子供。
この三人全滅させるときの回想が見られますが一体誰のものなんでしょうね。
特にハヤシについて托卵嫁に「祖父」が遺言したシーン。
多分ハヤシの回想かと。
托卵嫁は全然悩んだことはない。てか悩みの欠片すら見られない。
むしろ自分が◯されるとは予想もしてなかった流れ。
そりゃそうだ。
最初からハヤシが自分を◯す事は絶対ないだろうとタカを括ってたから。
何故なら高校の時、後の托卵嫁=幼馴染の女一筋のハヤシに振られた腹いせに不良女生徒に虐められた際、その女を校舎の三階のトイレの窓から投げ落としたのを間近で見ててもまだ付き合ってたし。
もうこの時点で恋愛感情消えてたと思う。
通常の感性なら、いくら自分を強く思ってる相手とはいえ、そんな男と長く付き合って、もし裏切ったら何されるかわからないからとっくに別れてるはず。
それでも付き合ってたのは子供の頃に、俳優だったハヤシの「祖父」の願いに連なる遺産狙ってたから。
嫁になったら引き継ぐからね。それなりに。
「祖父」の莫大な遺産、あれ配偶者(祖母)と諸悪の根源の母二人共他界してるから、受け継ぐのは彼の息子(ハヤシの血縁上の兄)、孫(ハヤシの血縁上の姪)とハヤシ本人だけ。
「父親」ほどではないけど、相当額の遺産見込まれるし。
でなきゃ別れてるわ。あんな危ない男。
結局托卵女は、幼いときから親しかったハヤシの名目上の祖父(実は父)との約束を果たすだけ果たして、間男と一緒になってハヤシが「祖父」から受け継いだ財産も持ってこうと企んでたんだよね(そういうシーンがある)。
本当、あずみ先生の人物の描き分け方に脱帽です。
最初に出て来たコマから腹黒キャラっぽかったので誰だと思って読み進めたら托卵女でしたってやつ。
最悪。
悲しいムードの流れな終わり方だけど嫌だな。
ハヤシがあの三人◯したの全然後悔ないのもわかるわ。
だって、婚約してる時に間男との子供仕込んでるからな。
相当な悪女だよ。
どんくさい振る舞いしてて、実は猛毒の爪隠してたから。
久々にthe★修羅場見た気がして昨夜寝付けませんでした。
ここまで心に残る作品描いた先生はやはり凄い!