｢紅霞後宮物語～小玉伝～｣のレビュー・感想

ハッピーエンドに見せかけて、2人とも孫の顔どころか子どもの結婚相手すら見る事なく亡くなるのか…

個人的には皇宮ものなので末長いハッピーエンドを期待していたから、終わり方もついでの様な語り口調で何だか寂しさを感じたかな。

全巻購入で最期これはちょっとなぁ…。

1日で読破しました。読み始めると止まらない、すごい物語です！（星10個くらいつけたい気分）

激動の戦国の世の武将・皇帝・宦官・市民など、いろいろな立場の人の考えや愛情・友情が丁寧に描かれていて、自分のことに置き換えて“その時代“を見るきっかけになり、新たな発見がいくつもありました。

その人にとっての幸せや役割、大事な人が亡くなり残された者の想い、支えるということはどういうことなのか…
戦のシーンは本当に心が痛み、辛い気持ちになりました。特に合戦が行われているシーンはタイムスリップして近くで目撃しているような感覚で読むことができる、スケールがとっても大きい、盛りだくさんな物語です。
個人的には、1巻が3巻分くらいありそうなくらい盛りだくさんだなと感じました。

小玉も文林も、その他のキャラクターも、素敵でお茶目で個性的で、本当に魅力的！
また、想いが通じ合う瞬間がなんとも“あの2人らしさ“が出ている場面だなと思いました。

小玉と文林がどういった余生を送ったのか、小玉に育てられた鴻皇子の性格はどんな感じになったのか、次の世代はどういう世の中を作りそうか、を垣間見たり想像して読み終えることができた点もとっても良かったです。

今まで読んだ漫画の5本の指に入る傑作だと思ってます。本当におすすめです！！！

本当に『私が守る』その生き方が清々しく、愛しくかっこいい大好きな作品です!

絵も好きだし各々のキャラクターや物語がとても楽しくてあっという間に読み終わりました！何度も読み返すけど飽きが来ず！最後はあっさりと終わったけれど、その終わり方も味気ないわけではなくきちんと以前の物語に繋がっていて雑ではなかったので満足です！最後まで買って良かったなぁと思います(^^)

女なのに将軍で、皇后にもなって。
愛されているのに執着せず、珍しいタイプの焦れキュン。
読んでいるとその世界に引き込まれます。

小玉と文林がただの相棒からどんどん発展して嬉しい　まあ、元々文林の方は小玉が好きだったけど、女子力低めの主人公は鈍感だったからね

とにかく面白いです。
後宮ものってドロドロした感じがするけれど、その中にも女性が軍部に属してたりも感覚が違うところがとにかくいい。
皇帝と皇后の気持ちも通じて一気読みできてさまった。

良かったぁの一言

自分がヘタレだと実感しました。
小玉が自分の見ないようにしていた部分をみることになる巻で、もうあちこちでドキドキしました。文林も自分の気持ちを行動にうつして、最高の巻でした！最後文林が可愛い❤️
まだまだ続いてこの先また何か必ず起きるんだろうから、ヘタレな私としてはこの気持ちのまま終わってくれと思ってしまいました。
だからもっともっと幸せな続きをお願いします。

文林と小玉の愛の物語って感じです。

愛にも色々な種類と趣味がありますね。

よき

やっとだね。ほんとに素敵。

素敵っ！

皇后関氏でもなく、国母でもなく、やっと「関小玉」として泣けたね。
やっと自分の気持ちに素直になれたね。
それだけでも、胸がいっぱいになりました。
ここでタイトルが回収されたわけですが、続くんですよね？
この後、どう話が展開していくのか楽しみです！

読んでいる方も本当に複雑な思いです。
今はもう小玉が幸せに生きられる道を…という願いしかない。

皇后さま素敵。

作者の古代中国好きが伝わる構成、絵図、設定です。女性誌の割に少年青年誌くらい描けていて感心しました。当時の衣装を女性の感性で施した難しい意匠をどれも手抜きせず描き切っている。
物語は数年前に日本でも放送された近年の名作「三国志司馬懿軍師連盟」を思い出すほどの女性の逞しさと醜さと男たち。
あと、大昔ですが小説で(アニメにもなりましたが)「後宮小説」もフッと浮かぶ回顧感もある。
女性層の三国志好きなら楽しい漫画です。

絵はあまり上手いとは思わないんだけど、話的なものは好き(*^ω^*)

早く……早く続きを！

これまでの後宮物とは一線を画する面白さです。
小玉が頼もしくて、型破りで、でも共感できて、いつも続きが気になります。