アラサー負け美女ぱるぱる41歳読書のお時間ですスタッフ
「娚の一生」の作者による、大人女子向けコミック。架空の町、中崎県の図書館で働く岩谷ヨリは、40歳を目前にして、色恋は疲れたし、結婚はもういいと諦めていました。ところが、目の前にイケメン精神科医・真木誠が現れて状況は一変。
しかも誠は妻帯者だったのです!ヨリとは違い、あっけらかんとした性格の妹・留意子も姉のゆくすえを心配している様子。「姉の結婚」というからには、ヨリは結婚できるのでしょうか?
1日10冊以上はざら!雑食系編集部員えり33歳読書のお時間ですスタッフ
アラフォー女子の支持◎!映画化もされた『娚の一生』で大人気を博した西炯子先生の会心作。
アラフォー独身女性・ヨリの前に、イケメンに大変身した幼なじみ・真木誠が現れたことがキッカケで生活に変化が…。
しつこく真木に言い寄られ、キスを迫られたりするけれど、実は彼が既婚者で、妻はヨリに瓜二つという衝撃の事実付き。本当罪な男です。
恋愛で傷つくのはもう避けたいはずなのに、心惹かれてしまうヨリの感情が繊細。既婚者も未婚者も、自分と重ね合わせながら読み進めてしまうこと間違いナシ!
様々な恋愛経験があるが故に「どうせ傷つく」ことは目に見えているけど、好きになってしまったら、止まらないのが恋愛。キャピキャピな少女マンガでは味わえない深い恋愛にジーンときます!
ヨリが今後どんな選択をするのか、不倫はどんな結末を迎えるのか。チェックしてくださーい!
都内タワーマンション最下層で暮らすママ書店員41歳読書のお時間ですスタッフ
名言だらけの不倫マンガです。
ちょっとこのマンガでドーンっと来たセリフがコレです。「結婚してるくせに私の愛情が欲しいなんて身勝手すぎる 未来の無い恋愛に本気になれるほど 私もう 若くない せめてあなたも傷ついてよ」その後にお金でだったら愛情を売ってあげると言うわけですがなんとも情緒的じゃないですか。不倫マンガの真骨頂を見ました。
5年の恋愛を引きずるライター 花輪えみ32歳スペシャリスト
シアワセだけを運んでくるのが「運命の再会」ではありません。昔のカサブタ、今あるささくれ、すべてを思い起こす再会もあります。再会の後、不倫関係となってしまったヨリと真木のふたりもそのタイプ。その二人が失恋をきっかけにお互いを見つめ直し、「結婚とは何か」と語る場面は胸がチクリとします。
感動の再会が今まで蓋をしていた、ほろ苦い思いを持ってきた。そんな作品です。
ワーカホリックで婚期迷走中NIKO42歳読書のお時間ですスタッフ
誰かの1番になりたいけれど、身のこなしがついつい2番目以降になっちゃう女子っていますよね。この主人公はまさにそれ。
でも相手は1枚上手、不倫関係に陥りたくない主人公が、体の関係を求めるなら10万円払えと要求するも、「10万円あげるから、そのぶん俺を満足させて」とお札を撒き散らしながらサラっと言われてしまう。アラサーの私でも、お、大人あぁぁぁ!とドキドしてしまいました。
主人公が不倫体質すぎて、あまり好きにはなれませんでしたが、時折見せる、どうすればいいのか分からずに悩む普通のアラフォーの姿がなぜかとても美しく見えたりもします。
純愛って何なんでしょうね。あ、ちなみに世の絶賛不倫中女性は、このマンガを読むべきではないですね。絶対期待しちゃうから。
恋したい気持ちをマンガで満たす人妻・彩香35歳スペシャリスト
読み始めてしばらくは「姉の」の意味があまりわかりませんが、徐々に年の離れた妹の立場から見る「アラフォー女子の結婚」がテーマとなっているこの作品。
頭がいいからこそ結婚や恋愛について深く考えすぎてしまう主人公、ヨリが理性を無くしてしまうくらいの愛(ただし、不倫)に触れ、戸惑う姿には共感してしまう人も多いのではないでしょうか。人は恋愛に生きるのが幸せか、結婚が幸せか、深く考えさせられる内容になっています。
こじらせ恋愛難民Ryoko40歳読書のお時間ですスタッフ
39歳の恋を諦めかけた女性の前にイケメンが現れて熱烈な求愛をされる。
はい。夢物語です。現実にはこのようなことは99パーセント起こり得ないでしょう。それは100も承知で言わせていただきましょう。
「このシチュエーションは萌える!」主人公に都合がいいことばかりが起こるので、私生活で疲れて甘い夢の世界にどっぷりつかりたいという方におススメの一冊です。
ふれあい広場で動物に逃げられる理不尽系OL37歳読書のお時間ですスタッフ
全てのオトナ女子に捧ぐ!まさにこのマンガにピッタリなキャッチフレーズですね。20代前半の女性がこのマンガを読んでも、共感できるポイントは少ないのではないでしょうか?どれだけ高スペックで一途に愛してくれる男性が現れても、40代女性はそれだけじゃ靡けないんですよ。いろんな恋愛経験をしたからこそ、愛とか結婚が分からなくなることもあるんです。ライバルはいても悪役はいない、みんな必死に生きてる。そんなマンガです。
色彩豊かで華やかな作品が多い女性向けマンガの中、モノクロで描かれた本作の表紙に独特の個性を感じました。
手に取って読み始めると、表紙から得る印象そのままに淡々と物語が進むのですが…
だからこそ、妻帯者との泥沼恋愛にハマりゆく主人公の苦悩が浮き彫りになり、共感を誘われます。
いわゆる不倫モノですが、恋の相手となるイケメン精神科医の真木は長年主人公を想い続けてきた一途系男子。
少女漫画好きな方にもお勧めです。