｢５時から９時まで｣のレビュー・感想

英会話講師の桜庭潤子は、英語はできるし、ルックスもそこそこ。そのうち海外ドラマみたいな恋が待ってるんじゃない？と思っていたけれど、現実はそう甘くはありません。
潤子が出会ったのは、自分とまるで正反対の僧侶・星川高嶺。一途に潤子を愛してくれる高嶺だけど、潤子の気持ちはあっちにもこっちにもフラフラ。
ドラマでは見ることのできなかった、官能的なラブシーンも満載です！！

主人公は20代後半の英会話教師の女子。英語がペラペラで、海外でバリバリ働きたいというキャリア志向は強いのに、現実は厳しく、思うような仕事ができないでいます。
現代は英語ができるだけで外資系企業に就職できる時代ではありませんから、同じような悩みを抱えている女子も多いでしょう。
理想と現実に悩む主人公はリアルです。ですが、モテモテっぷりは非現実的。女子の理想のモテライフが疑似体験できる一作です。

ドラマ化もされた英会話スクールで働くキャリア女子とお坊さんのラブストーリー！
仕事は楽しいし、まだまだ頑張りたい！でも、結婚もしたい！という欲張りな女性にピッタリの作品！そんなに乗り気でもなかったお見合いで出会った相手が、すんごい勢いで迫ってきます。その迫り方はかなり束縛的！！
一度はこんな風に積極的に愛されてみたい！と妄想させてくれるドキドキなラブストーリーです。

山下智久さん×石原さとみさんの月９で大人気でしたよね。筆者的には実はマンガよりドラマ版の方が好きでした。　海外ドラマのような生活を夢見ている、英会話講師の潤子。なぜか毛嫌いしていた見合い相手の僧侶、高嶺に見初められ、ストーカーかのように追い回されいつの間にか意識する関係になっていく物語。
より細かいディティールが描かれるので、リアルなのはマンガなんですが、ドラマの方はそれを物凄く上手にオブラートに包んでファンタジーにした感じ。夢見心地な方はドラマ、リアルな描写が好みならマンガがオススメです。