シリーズのレビュー

「日日(にちにち)べんとう」のレビュー・感想

日日(にちにち)べんとう
全14巻|完結
4.8
(67件)
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公式レビュー

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雑食すぎる書店員えんまゆ
40歳読書のお時間ですスタッフ
あなたはお弁当生活してますか?恥ずかしながら私は一ヶ月も続いた試しがありません…。
でも、この物語の主人公は毎日毎日どんなに忙しくてもお弁当を作り続けているのです。
生活も実に質素、テレビもネットもしない変わり者女子なので、欲のない生活っぷりを見習いたいくらい。
そんな彼女にも生い立ちが複雑だったりするのですが、それでも毎日変わらぬテンポでお弁当を食べる姿にほっこりさせられます。
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大切なことはだいたい「りぼん」に教わった日崎あいり
35歳読書のお時間ですスタッフ
禅寺で育った主人公・黄理が毎日作るわっぱ弁当のお話です。
「毎朝、体の声を聴いてご飯を炊く」って、憧れるけれど、そこには知識と共に心のゆとりが無いと出来ない事だと、大人の皆さんはおわかりですよね。
この本の魅力は、実はお料理だけではありません。黄理や御住職のお言葉が(やや説教臭いときもありますが)深く沁みるんです!
心に余裕があれば真似をして、出来なかったら真似しない、そんな無理のない真似っこがしたくなる作品です。
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マンガに癒しを求めるアラサーあき
36歳読書のお時間ですスタッフ
「名は体を表す」ではないけれど、お弁当ひとつで食の好み、体調、お財布状況、美的センスがわかる。
杉でできたワッパの古典的なお弁当箱を使う主人公のお弁当は季節のものが入っていて、質素。きちんと土鍋でごはんを炊いて、おかずも手作りで。日本人の鏡のような和食。
お弁当や食べ物を中心にゆったりと流れるコニュミケーションが心地いい作品です。

みんなのレビュー

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オリーブさん
1.0

小部屋での弁当のこもった臭いが苦手

絵も丁寧だし話もそれなりに面白い。
だけど、小さいオフィスに臭いのキツいお弁当を持ち込んで換気もしないとか、歯も磨かず息をはーっと吐き出したりとか、生理的に読むに耐えない描写が多々あり、どうしても好きになれなかった。
2017/09/27
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シリーズ情報

全14巻|完結