｢愛が死ぬのは君のせい｣のレビュー・感想

あー、また、幼馴染ものかー、と読み始めたら、絵は綺麗だし構成はしっかりしてるし、お話にもぐいぐいと引き込まれて読むのが止まりませんでした。
無償の愛って、たとえ相手の知らない所でも自分を投げ出せることなんだな、と泣きそうになりました。
ちょっと似た内容のハリウッド映画があったな、と思わないでもないですが、素敵な漫画です。

私は数年前からこの作家さんの描く女の子が大好きだ。加えて、何かを闇を抱えたキャラクター作りも大好きだ。
主人公は幼馴染の男の子に恋する女の子だけど、中身は元気な小学生のようなタイプ。身の回りにおきたトラブルと真正面からぶつかりながら物語はすすんでいく。
そんな事はありえない、そんな人はいない、そんな設定ばかりだけど、そのファンタジーさが好きで最後まで楽しく読めた。

最高に面白くて一気に読みました。
SFに興味なかったのですが
イケメンなｲｽﾐに惹かれてよんでくうちに設定も終わりかたもしっかりしていてそれぞれの愛の深さが
伝わってくる作品でした。大好きな漫画になりました！

すごくミステリーな話で毎回読むたびにハラハラドキドキしていましたが、とても良かったです。

悪魔とラブソングから読んでますが、桃森さんは本当に「好き」という概念を描くのが上手い作家さんだと思います。(この作品は共同でのプロットだそうですが)
菜の花の彼のトラウマで読み渋ってましたが、最終巻の表紙がハッピーエンドっぽかったので勇気を出して全巻一気に購入しました。
買って良かったです！冊数的にもさくっとまとまって良かったし、じんと染み入る内容でした。誰かが誰かのかけがえのない存在たりえることをこんなに純粋に、鋭く刺々しく表現する少女漫画って最近あんまりないように思います。できたら愛生と一墨の今後ももう少し読める機会があったらいいな。
桃森さんがペン入れしてない事実には、私も描く人間なので余計にびっくりしました！信頼関係がなければ任せられないと思います。出来上がった線画に読者の好みの差はあれど、作家さんがたが納得してるのならそれでいいんでしょうね。
強いて不満を挙げるなら、最終頁はモノローグのみではなく絵で見たかったことと、愛生と一墨のキスシーンが見られなくて残念だったこと。つらい思いをしてきた分、エピローグでキスシーンがあったら良かったのになーと思います。

ぜひたくさんの方のレビューが読みたい作品です。できれば「これは良い！」と思った方と思いをわけあいたい笑

面白い。後半、ワルツにきゅんきゅんしてきた。

早い、早すぎる。圧倒的画力と予想の上をいく展開。絵も話も大好き！
だからこそ、もともと展開が早い作品だし、先生の腱鞘炎もあるのはわかるけど、終わらせようとして終わらせてるのではなく、もともとこのシナリオだったとしても、読み手側に「終わらせてる感」を与えてはダメだと思う。
あ〰️詰め込んでる〰️伏線回収しようとしてる〰️って感じて登場人物がかわいそうになってくる。残念。本当に残念。はやく良くなりますように…

良き！

今までにないタイプの話で面白い。ただミヨシさんにペン入れまでやってほしいかな。昔の絵の方が好きだった

前作「菜の花の彼」から読んでます。「好き」という気持ちそのものにスポットを当てて、当てて当てて溶けるくらいに。今回はファンタジー入ってる分、前作よりもさらにフォーカスしてる感じがします。
ラストでイスミが実年齢くらいに戻ってるのでイスミ×アオイは良い感じがしますが、次巻予告の見開きイラストでワルツが荒れてるようなので、前作のトラウマで、すごいドロドロが来るんじゃないかと気持ちがザワザワしてます。
早く読みたいけど、読みたくないけど、やっぱり読みたい。
鉄骨さんの構成力と、桃森さんの画力、ハンパない。

複雑なグチャグチャな感情が生々しくて好き。綺麗な絵なうえに、悲痛な表情に引き込まれてガッチリ心掴まれてしまう。得体の知れないものへの不安が、ワルツでなくてもあるわ。と咀嚼しながら読んでます

いすみは人を愛する心を取り戻せるのかな⁉
その先があおいがなら万々歳なんだろうけど、一筋縄ではいかなそう。
早く続きを読みたい‼