日本の芸能はマンガで学ぼう!生涯これだけは読んでほしいマンガ3選

ぴんとこな
昭和元禄落語心中
花コイ少年

落語や歌舞伎やお能というと、ちょっと敷居が高い感じがしませんか?
でも大丈夫、マンガなら楽しくお勉強できます。
しかも物語もめちゃくちゃ深くて心震えちゃいます。
読んでいると実際にテーマになってる芸能を見に行きたくなりますよ。

ぴんとこな嶋木あこ

歌舞伎はそもそもが大衆演芸なので、思ったよりずっと敷居が低いんです。
そんな親しみやすさを教えてくれる作品です。
恭之助と一弥の関係は『ガラスの仮面』で言えば亜弓さんとマヤでしょうか。
まったく違う環境の2人ですが、とりあえず私は目的のためならちょっと悪いことでもやっちゃう、クールな一弥が好みです。

昭和元禄落語心中雲田はるこ

文学ツウみたいな人たちからめちゃくちゃ評価の高い作品です。
登場人物それぞれが抱える闇とコンプレックスと落語が絡み合って、どろりとした、濃厚な空気が流れています。

今、iPhoneで落語を聴いてるんですが、マンガに出てきた演目は、笑いながら鳥肌立っちゃうみたいなおかしな反応になってます。落語すごい!

花コイ少年重松成美

どうにもお能は、決まり事を知らないと理解できなくて難しい。
だからまずマンガで馴染んじゃいましょう、しかもちょっぴりBLの臭いがするヤツで!
この作品はお能を発展させた世阿弥の少年時代を描いてます。
足利義満のお稚児好きってホントなの?
でもこれがお能の原点なんですね、もう観劇しながら大興奮でしょ!