【閲覧注意】読むとトラウマになりかねないマンガTOP5

カリスマ
空が灰色だから
ちーちゃんはちょっと足りない

ハッピーなマンガだけ読んでホクホクしていればいいものを、こんなダークサイドのタイトルに惹かれてしまう…人間ってそういうものなのかもしれませんね。
今回は、私が読んで闇に伏してしまったマンガたちをご紹介します。

カリスマ新堂冬樹

なぜ私はこの本を読んでしまったのだろうと…1巻で激しく後悔しました。もれなく読み進めるには強靭な心が必要です。
宗教に人生を狂わされ、あんなに憎んでいたのに、なんの因果か自ら教祖となって人の人生を狂わせていくお話。人って少なからず何かに依存して生きていますが、信じるものを間違うとこんなにも人生が狂うのかと、ありありとわかる作品。
1巻目で離脱したくなるのに止められない…くう、罪なマンガです。

空が灰色だから阿部共実

こじらせが極まっている主に思春期の男女の “ どうにも思い通りにならない日常 ”をオムニバスにした作品。
多少の甘酸っぱさとか、グッとくるエピソードもあるんですが、全体的に闇深めの胸糞案件で、「身も蓋も無い感」の最たるモノとでもいいましょうか…、こんなことばかりだったら確実に生きているのが嫌になる世界感です。
読了後、なんかキレイな景色とか見たい…って思うのは正常な反応だと思います。

ちーちゃんはちょっと足りない阿部共実

どこか足りなさを感じるちーちゃんの中2とは思えないいろんな意味で純粋無垢な日常が描かれた作品。
前半のギャグ風味から、中盤以降に突如あらわれるあの思春期特有の満たされない感じと、これまで何度か感じてきた “ スッキリしようのない感じ ” を、よくもまあ1巻完結でまとめてきたなと…。ホントにすごいマンガだと思います!
読了後、なんとも言えない感情に押しつぶされますので、メンタルの調子が悪いときは絶対読まないで下さい。

よるくも漆原ミチ

人が上・中・下と明確に住み分けられた世界、その最下層に当たる【森】が本作の舞台。
先へ読み進めれば進めるほどに、なにが良くてなにが悪いのか、バランスを欠いてしまうような感覚に襲われます。
「命」とか「愛」とか「家族」とか、環境が変われば簡単に機能不全を起こしてしまいかねないものだという事を思い知るという感じでしょうか。鬱とか闇とかそんな言葉では片付けられない!心のバランスを欠いてでも読む価値のある1冊です。

ありがとう山本直樹

父が単身赴任中に自宅を不良に占拠され、輪姦、新興宗教・いじめ……etc、世の中に起こりうる不幸がこの一家に押し寄せるも、それに屈せず奮闘する家族のお話。
「家族とは」みたいな部分を描いていますが、インパクトが強烈過ぎて、1回読んだだけでは頭が理解を拒否しました。
もれなく5読んで後悔&トラウマになります。なんで読んじゃったんだ…私バカ(泣)読むなら、どうぞ強い気持ちで読んで下さい!