恋愛マンガ界の巨匠!一条ゆかり先生の隠れた名作マンガランキング

プライド
砂の城
女ともだち

小学生のころ、「りぼん」を愛読していたのですが、その中でも一条ゆかり先生のマンガは異彩を放っていました。
当時はちょっと大人っぽいな、とドキドキしながら読んでいましたが、今読んでも名作ぞろいです。
上流階級の生活描写も魅力のひとつですね。

プライド一条ゆかり

一気に読みました。『ガラスの仮面』とか、女性同士のライバルものが好きな人にもおすすめです。

オペラ歌手を目指す、出自も性格も正反対の二人の女性、史緒と萌の生きざまを描いた本作。二人には次々と試練が襲い掛かるのですが、とくに萌の運命は過酷です。

一条先生!なぜそんなに萌をいじめるのですか!と問いかけながらも、目が離せない一作でした。

砂の城一条ゆかり

一条ゆかり先生の代表作です。
いや〜よくもここまでドロドロが描けるなあ、と思うほど、次から次へと事件が起こります。
『砂の城』に比べたら最近の昼ドラなんてまだ生ぬるい方だと思えるくらいです。

舞台はフランスなので、一条先生お得意の、華美な世界観が際立っています。
一条先生ファンのみならず、昼ドラが好き、華やかな世界が好き、宝塚が好き、という方なら絶対楽しめます

女ともだち一条ゆかり

彼氏と別れたり、仕事で大変だったりしたときに、話を聞いてくれて、一緒にいてくれたのは女ともだちでした。
女ともだちは大切な存在です。
でも、仲良しだからこそ、似たような状況にいるからこそ、相手の幸せが素直に喜べなかったり、何でも言い合えるなかだからこそ、傷つける一言を言ってしまったりすることもある。
そんなややこしくて、濃密な女の友情を描いた一冊です。

天使のツラノカワ一条ゆかり

文句なしに面白いです!
牧師の父をもち、クリスチャンとして育てられた女子大生が彼氏の浮気をきっかけに、これまでの生き方を変えようとするお話し。

私は無宗教ですし、日本人の多くは特定の宗教を持っていないと思いますが、この物語をきっかけに、何かを信じられる人って強いんだなあ、信じられるモノを見つけられる人ってラッキーだな、という想いが強くなりました。

デザイナー一条ゆかり

一条先生ってほんとに昔から第一線で活躍されているんだなあ…なんといってもこの作品は1974年連載スタートですから!

絵柄はたしかに時代を感じさせるもので、昔ってこういう絵がはやってたよな〜って感じです。ですが、物語の面白さは今読んでもまったく色あせません!

事故によってモデルの道を諦めた主人公がデザイナーの道を進む話で、とにかく強くてかっこいいんです!
カッコいい女が主役の話を読みたいという方におススメです。