いつまでも色あせない。死ぬまでに読むべき名作マンガ

ベルサイユのばら
ポーの一族
エースをねらえ!

まさか、読んでないわけないですよね?ベルばら! パタリロ! 日本人の基礎教養なので、全国民が読んでいるとは思いますが、万が一、何かの手違いで読まずに来た人のために、このランキングを作成しました。
やはり名作というのは、いつ読んでも色あせないものです。

ベルサイユのばら池田理代子

今更、ではなく、今だからベルばらを!
こんな華やかな世界が味わえるマンガって現代では稀じゃないでしょうか? 18歳で王妃となったマリー・アントワネットや、もどかしい愛に苦しむ男装の麗人オスカル、愛する人に全力で答えようとするアンドレ。
すべてのキャラクターがキラキラしていて美しい! 美しいマンガと言えば、やっぱりベルばらです!

ポーの一族萩尾望都

大人になることができない少年吸血鬼を描いた本作は、なんといってもその絵の繊細さが特徴です。
やわらかい線で、微妙な少年の心の揺れが表現されています。陶酔をもたらすようなこのストーリーは、宝塚歌劇団でも演じられたことがあります。
宝塚や、ギムナジウムものなど、美しい少年・少女たちの世界を描いた作品が好きという方なら、きっとうっとりしちゃうと思います。

エースをねらえ!山本鈴美香

主人公の岡ひろみと、ライバルのお蝶婦人のライバル関係が見ものです。二人ともライバルなんですが、お互いのことを脅威に感じるほど尊敬しているんですよね。
お互いがいるから、テニスの力を磨くことができるという、理想的なライバル関係が描かれています。それに、コーチの存在も欠かせません。コーチが誰よりも厳しく指導するのは、テニスとひろみへの愛ゆえなのでしょう。

有閑倶楽部一条ゆかり

個人的には一条ゆかり先生の最高傑作です。
何回も読み返しちゃうんですよね。超お金持ちの学校の生徒会を舞台にした本作。何といってもキャラクターがいい! お金持ちの世界を味わいながらも、大好きなキャラクターの活躍が毎回楽しみになるマンガです。
ああ……素晴らしい作品なんですが、力不足で描写しきれません。ただひとつ言えることは、私はこの作品、5回以上読みました!

パタリロ!魔夜峰央

小さい頃読んだときは、マライヒって男? 女? と混乱していました。大人になってやっと意味がわかった次第です。
私はBLマンガは読んだことがない、と思っていた時代にも、すでに読んでいたんですね。他にはない世界観のマンガで、幻想的な表現がたくさん出てきます。美しい少年たちの愛を、濃厚なギャグでコーティングした、不思議感覚の名作です。