アラサー女子で西炯子作品を読んだことない方っていますか?もしいたら…あなたは本当にラッキーです!今から西炯子作品が味わえるのですから!西炯子はアラサー女子の心を切り取るのが本当にうまい!共感なくして読めないマンガのオンパレードです。
ときめき…66歳と70歳のご夫婦の話がこんなにときめくとは思いませんでした。
典型的な昭和の口下手な男と、控えめな女性のラブストーリー。饒舌に愛をささやいてくれたり、花をプレゼントしてくれるのもいいですけど、口下手な男性が思いを込めて言う一言ほど心を打つものはないですね。
このカップルみたいに、お互いのことを大切に思いやり、ときに感謝の言葉を伝えあえるような関係を築きたいと思いました。
中学生が中年に恋する話。中学生が中年に恋に似た憧れを抱くことって普通にありますよね。私も中学生のときは40歳くらいの渋い俳優に憧れてファンレターを出していました。ところがです。アラサーになった今、基本的に年上はNGになってしまいました。
渋さよりも若さ、可愛らしさに惹かれる今日この頃です。現実では中年NGの私ですが、西先生の描く中年男性はめちゃくちゃアリです。なんですかねこの色気は。
39歳の恋を諦めかけた女性の前にイケメンが現れて熱烈な求愛をされる。
はい。夢物語です。現実にはこのようなことは99パーセント起こり得ないでしょう。それは100も承知で言わせていただきましょう。
「このシチュエーションは萌える!」主人公に都合がいいことばかりが起こるので、私生活で疲れて甘い夢の世界にどっぷりつかりたいという方におススメの一冊です。
西炯子お得意の年上の男性との恋物語…かと思いきや意外な関係性に落ち着いていく話。
主人公は売れない劇団員と付き合っていて、彼のことは好きだけれど、結婚は無理だと考えています。まあ、分かりますよね。結婚を考えないでいたときは、相手の職業なんてまったく気になりませんでしたが、それが結婚となってくると、ある程度安定した経済力が必要なことは確かでしょう。経済力と愛…はかりにかけて、主人公が最後に選ぶのは…。