スピ系女子なら抑えておきたい!神社にまつわるマンガBEST5

神主さんの日常
ありをりはべり
縁むすび恋むすび

パワースポット巡りや御朱印集めなどなど、スピリチュアルに興味を持つのはいいのですが、その意味や由縁を知らずに、恐ろしく罰当たりな事をしてしまっていることも。今回はそんなスピ系女子にオススメしたいマンガをご紹介します。

神主さんの日常瀬上あきら

神社仏閣に興味があると言うならば、この位は知っておきたいレベルから少々マニアックな知識まで学べるマンガです。『お賽銭ってお願い事の対価に入れるものでは無い』とか『おみくじって結ぶべき?悪かったらどうしたらいいの?』などなど、三峯神社のリアル神主さんが教えてくれています。年末年始くらいしか神社に行かない方でも知っておいて欲しい目からうろこな情報が盛りだくさん!人生観が豊かになる1冊ですよ。

ありをりはべり日向なつお

中学の頃、親戚のおじさんが酔っ払って仏壇の一部を壊わしてしまった事があって、そこからおじさんの周辺でやたらと悪い事が置き続け、最終的には夢枕に立たれ、焦って仏壇を修理したら状況が落ち着いたという事がありました。当時はそんな事があるんだなー程度の興味だったのですが、本作はまさにその世界感!!
 神様と呼ばれるもの、神棚や神社が持つ意味、「祟り」と呼ばれるものの正体、これ本当なんじゃないかな…と思えてしまう不思議!信心深くなるのも悪くないのかもと思える作品でした。

縁むすび恋むすびソラニユホ

女性と神社といえば、縁結びの神様が人気ですよね。このマンガは恋に効くと評判の「おむすび岩神社」で働く巫女さんのお話。 神社の描写が、リアルに都内近郊の縁むすびで有名な神社っぽくて、女性の願望丸出しといいますか…ナカナカシュールで、これをみて冷静に自分を振り返ってみませんか?的な作品でもあります。人が一生に出会う人数って、だいたい5万人らしく、そのなかで私とむすばれる人って一体だれなんでしょうね。今週末、今戸神社にでも行こうかな・・・

くくりひめ姫野春

どうしても晴れて欲しい…そんな時どうしますか?てるてる坊主を作った経験があるという方も中にはいらっしゃるかもしれません。そんなてるてる坊主が気軽に作れなくなってしまいそうな作品。ちなみに、日本神話に出てくる菊理媛(くくりひめ)とはまったくの無関係で、のろわれた血を持ってしまった双子の姉妹の物語です。神社に七五三の参拝に来た子供の失踪から始まり、蝶、人形、民話や童謡を盛り込んでストーリーが展開。出てくる人形が怖すぎるし、こんな神社いやああああああ!!!

神様はじめました鈴木ジュリエッタ

最後にご紹介するのは神社を舞台にした完全なフィクション!
 住む家を失った主人公はひょんなことから神社で「神様」として、神の仕事をする事になるという突拍子も無い設定ではあるのですが、読んでいる間も読了後も、なんでしょう…ホントに心が温かくなっちゃうんですよね。
 一方で、人の命が『有限』であること、それゆえに優しくもなれ、冷徹にもなれる、あらゆる感情の発端って命が無限で無い事なのかもしれないと、人生についてハッとさせられる作品です。