あの作家さんも実は描いてる!BLマンガ5選

つらなるステラ
新宿ラッキーホール
きのう何食べた?

すっかり市民権を得ているBLですが、まだまだ抵抗があるという人もいるかもしれません。
でも一般ジャンルでヒット作を持つ先生も実は結構BLを描いているんです。
そんなBLビギナーにもオススメの作品BEST5です。

つらなるステラ高野ひと深

『わたしの少年』の高野ひと深先生の美しすぎる短編集。
とくに最後に収録されている表題作が最高です!国民的アイドル・央司と元同じグループで今は演技派俳優の蒼馬。
二人の不器用だけどまっすぐな恋にドキドキ…。高野先生が描く美男子の絡みに涙が出そう。そうか、これが尊いということなのか…
アイドルBLの極み、ここにあり!

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新宿ラッキーホール雲田はるこ

『昭和元禄落語心中』で文化庁メディア芸術祭のマンガ部門で優秀賞も獲っている雲田はるこ先生ですが、BL作品でも名作がたくさん!
雲田先生の描く男子はなぜこんなに魅力的なのでしょうか…。ポルノスターの苦味さんとヤクザのサクマの色気のある表情に見惚れてしまう。若い頃の二人も良いのですが、年齢を重ねてからの二人も哀愁があって萌えます!
最近続編も始まったようなので、改めて注目したい作品です!

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きのう何食べた?よしながふみ

『大奥』のよしながふみ先生が描く男性同士のカップルとおいしいごはんを淡々と描いている本作。
兎にも角にも主人公の筧がつくる献立の数々が本当においしそう!
BLというよりも、ゲイであるお互いや、家族、友人たちと“食事”を通して、向き合うお話になっているので、とても読みやすく心がほっとする作品です。

きのう何食べた?の画像

俎上の鯉は二度跳ねる水城せとな

男と女の間で揺れ動く三角関係を描いている本作。
女性も恋愛模様にガッツリ入ってくるBLはわりとめずらしいような気がします。そのあたりまで描けてしまうのは『失恋ショコラティエ』や『脳内ポイズンベリー』など女性マンガの代表作を持つ水城せとな先生ならではではないでしょうか。
途中まで主人公がどちらを選ぶのかわからず、ハラハラドキドキでした!BLというより、性別にとらわれず一人ひとりの内面を丁寧に描いた人間ドラマとして読める名作です。

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スピカ ~羽海野チカ初期短編集~羽海野チカ

『ハチミツとクローバー』・『3月のライオン』で有名な羽海野チカ先生ですが、実は初期にBL作品も描いており、その貴重な短編「夕陽キャンディー」が本作に収録されています。
先生と生徒の、何かはっきりしたことが起きるわけではないショートストーリなのですが、タバコを介したそのやりとりにとてもドキドキしてしまいます!
BLはちょっと…という人にもオススメの作品です。

スピカ ~羽海野チカ初期短編集~の画像