恋の行方が気になる！　長年の片思いから目が離せないマンガ5選

これまで生きてきたなかで、何度振られても諦めきれない人はいませんか？
まめが子どものころからずっと想い続けてきた聡ちゃんの心にあるのは、亡くなった奥さんのこと。別の人と付き合ってみたり、離れた場所に引っ越してみたり。聡ちゃんのことを忘れようとしてもできないまめの姿にいつかの自分を重ね合わせてしまうかも？
まめの恋は成就するのかがとても気になります。

もし自分に記憶がなくなってしまったら、好きな人への気持ちまで忘れてしまうのでしょうか。
バイク事故で記憶喪失になった詩織を温かく迎えてくれた兄のあーちゃん。詩織は記憶を取り戻す前から、あーちゃんへの恋心を実感します。詩織の気持ちを受け入れてはくれないのに、突き放してはくれない。
罪作りなあーちゃんの言葉や行動に、ドキドキしたり、傷ついたり……。読んでいる側まで振り回されてしまいます。

恋のライバルは、自分にそっくりな亡き母。蛍子は子どもの頃から母の同級生の円への恋心を抱いていますが、ずっと一人の人を思い続けているのは、円も同じこと。
蛍子と母、円の心のつながりを描くうえで、注目したいのが富山の伝統芸能・おわらです。母から教わったおわらを自分の踊りにしていく蛍子の成長具合も見ものです。

高校入学後に風邪を引いて学校を休んでいたゆいこの元に、クラス委員長の松原くんからの電話がかかってきた。まだ会ったことのない松原の声を聞いたゆいこはドキドキしてしまう。
……とここまではよくある話かもしれませんが、ちがうのは松原くんのビジュアルです。なぜかいつも頭から紙袋をかぶっているのです。紙袋にもひるまず、松原くんの本当の姿を見ようとするゆいこのまっすぐさがうらやましいです。

好きな人に気持ちを伝えるのは、なかなか勇気がいるもの。相手が同性の友だちならなおさらです。
物静かなメガネ男子・翠が学生のころからずっと想い続けているのは、明るくて友だちの多い同級生の夏目です。夏目への恋心を断ち切ることのできない翠が唯一できるのは、学生時代から暮らしているアパートに住み続けること。
翠なりの想い方がただただ切ないのです。