生活の知恵、ここにあり。お役立ちマンガ5選

リトル・フォレスト
ぐうたら山暮らし
山賊ダイアリー

東日本大震災から7年。あの時の怖さや無力さは今でも鮮明に思い出せます。
ご紹介する作品はどれも、生きる知恵と力を与えてくれるハズです。
二度と起きて欲しくないけれど、もしものために備えませんか?

リトル・フォレスト五十嵐大介

沢と森とたんぼに囲まれた小森の家で暮らすいち子が、季節を感じながら自給自足して暮らしていく。
大自然の厳しさや自給自足の大変さ、手間暇をかけて作った食べ物。どれもが丁寧に描かれていてゆったりとした時間の流れを感じることができます。それもそのはず、著者の五十嵐先生が実際に住んで経験したことがもとになってるんだとか。
過去に映画化もされた作品。ぜひ読んでみてください。

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ぐうたら山暮らし松井雪子

ひ弱な著者・松井先生が都会から一転、山の中で暮らすことになったけれど、果たしてどうなる?!
タイトルに"ぐうたら"とあるけれど、松井先生、結構活動的に暮らしていました。田舎や山暮らしを紹介するマンガの中では、わりと楽しい部分が多く全体的にポジティブに描かれている印象を受けました。
全編カラーで描かれた本作、色とりどりの美しい大自然に浸ってみてください。

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山賊ダイアリー岡本健太郎

著者である岡本先生の狩って食べて暮らすお話。淡々と狩りの様子や山での過ごし方、生き物との共存の仕方をといてくれています。
実践的な内容ばかりで、自然の厳しいところも面白いところもよくわかります。
ちなみに、私は食い意地のカタマリだと自負していたのですが、このマンガでは「これは無理、食べられない…」と思うようなものも出てきて、勝手に敗北した気になりました…。

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大東京ビンボー生活マニュアル前川つかさ

ビンボー人の主人公・オレと彼女と、時々隣人がつむぐほのぼの日常物語。貧乏生活と思いきや悲壮感が全然なく、オレの中の美的ポリシー(例えば革靴はピカピカに、など)を持って暮らしています。
ケチケチしていないところもいい!酒飲みの私としては、彼女の飲みっぷりの良さが特に気に入りました。明日からでも使える節約の知識が多く紹介されているので、早速手に取ってみてください。

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ものつく~手作り生活、はじめました。~ミヤハラミヤコ

毎日毎日職場と家の往復を繰り返すヒノキ。上司に振り回され、自分のやりたいことも忘れてしまった彼女に救いの場所が提供された…。
このマンガは、ここじゃないどこかであっても、きっとやっていけるという希望を与えてくれます。
分かってます、現実逃避であることは。でも、もしここではないどこかでゆっくりとした時間を過ごせたら…と夢想することもあるのではないでしょうか。

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