「なんでマンガ家になったのか?」との問いに「寝ながらできるから」と答えたという、くじけがちの東京生まれのもやしっこマンガ家が、ある時突然山で暮らし始めます。森と自然に囲まれて、とってもメルヘン!と思いきや、山での暮らしには当然、自然のオキテとルールがあって、そうも簡単にくじけてはいられないのでした。とはいえ、楽しくなければ人生じゃない! 山で生き直すつもりで、はりきる著者の山暮らし。「どう? ちゃんとしてるでしょ!」とばかりに自らの一年をマンガで描きます。美しい自然と著者の清々しい毎日………すぐにくじける都会のマンガ家(時々小説家)が、山で暮らすとこうなります。