読み進める手が止まらない!警察が出てくるマンガ5選

PS-羅生門-
刑事ゆがみ
サイレーン

警察を扱ったマンガが多くドラマ化されているのは、それだけストーリーが読者を惹きつけているからではないでしょうか。
自分も警察の一人になったかのように犯人を特定し逮捕する過程を楽しめる作品を紹介します。

PS-羅生門-矢島正雄

3年前に亡くなった夫と同じ警察官になった紅谷留美が配属されたのはいわくつきの「羅生門」と呼ばれる部署。
屋台のおでん屋を経営する課長や人相の悪いガサツな上司・黒田など、クセの強い人間ばかりが配属されています。加害者の事情や立場もしっかりと描かれ、犯罪は”人”が犯すものだと再確認させられるほど。
善悪について問われているようにも感じます。

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刑事ゆがみ井浦秀夫

『弁護士のくず』の井浦秀夫先生によるマンガで、ドラマ化もされています。
だらしないように見えて、洞察力や想像力の優れた弓神適当(ゆがみてきとう)が相棒の羽生虎夫を振り回しながら事件を解決します。犯罪者の手によって罪をきせられた人の無実が晴れるなどの救いのある話が多く、読後感も清々しい
うっかり弓神をかっこいいと思えてしまうのがくやしいのです。

サイレーン山崎紗也夏

事件を追う刑事で仕事上の相棒であり、恋人同士の里見偲と猪熊夕貴。二人は女性変死体事件を機に、美しい女性・橘カラと関わることに……。
殺人事件の犯人を捜しながら、実は自分も標的にされていることに気づかない猪熊。猪熊の鈍感さにやきもきしながらも、その後の展開が気になってしまい、一度読んだらやめられなくなってしまいます。

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ウロボロス―警察ヲ裁クハ我ニアリ―神崎裕也

過去の事件への復讐を誓い、警察と裏の世界に別れたイクオと竜哉。
ボサボサ頭に安物のスーツ姿、職場では変わり者扱いされている刑事のイクオが犯人を前にしたときに見せる表情は何度見てもゾッとさせられます。
復讐という方法の是非はあるにせよ、互いのみを信じるイクオと竜哉には怒りや悲しみが感じられ、二人が普通に幸せになってくれることを願わずにはいられません。バディものが好きな人にもおすすめ。

薬師寺涼子の怪奇事件簿田中芳樹


「ドラキュラでもよけて通る」を意味する”ドラよけお涼”という異名を持つ警視庁キャリア官僚の薬師寺涼子。華麗にかつ破天荒なやり方で怪事件を解決に導きます。美人でスタイルも抜群、しかも実家は大企業。
高慢で偉そうな涼子は、一言で表すとイヤ?な女でしかありません。しかし、相手が誰であっても物怖じせず、自分のスタイルを貫く姿勢は、見ていて気持ちがいいもの。同じ女性として憧れます。