『食糧人類』の作者が描く最新作、『ヒトグイ』が遂に配信スタート! 縦読み漫画となりさらに進化した本作品のあらすじや魅力を紹介していきます!
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『ヒトグイ』とは
『ヒトグイ』はSTUDIO ZOONのオリジナル作品で、『食糧人類-Starving Anonymous』や『アポカリプスの砦』などのヒット作を手掛けてきた、蔵石ユウ先生とイナベカズ先生の最新作です。数々のパニックホラーで話題を呼んだコンビが、今作でついに縦読みマンガへと進出しました。 『ヒトグイ』では、縦読みならではの没入感や臨場感で、恐怖に包まれた本作の世界観にどっぷりと浸かることができる新感覚の体験型サバイバルホラー漫画です。
あらすじ
不可解な無差別通り魔殺人事件
ある日、無差別通り魔殺人事件が発生し、その容疑者として嶋田優紀32才が身柄を拘束される。巡査長である主人公・南雲は嶋田を含めた複数の凶悪犯を護送車で拘置所へ連行する任務を任されるが、そこでとある衝撃的な事実を告げられる。
通り魔殺人事件被害者の全遺体に嶋田の歯形があり、体の各部位がかじられたようになっていたというのである。さらに、嶋田の排泄物からは大量の人毛が検出されていた。
緊迫の移送任務
当日、嶋田など複数の被告人を乗せた護送車に同乗した南雲。車内は、凶悪犯が揃っているということもあり、緊迫した空気が漂う。 そんな中、南雲は嶋田に関する衝撃事実を思い出し一人戸惑いを隠せずにいた。 すると、突然男が口を開く。
その男は吉岡正文と名乗り、ふざけた調子で突然しゃべり始める。しかし吉岡のチャラついた様子に苛立ちを覚えた他の被告人が怒りはじめ、乱闘が始まってしまう。 南雲は必死に制止しようとするが、その時、背後でとんでもない出来事が起こる。
目の前で突然、嶋田が被告人の一人を喰らい始めたのである。信じがたい光景に南雲たちは衝撃を受けつつも嶋田に銃弾を撃ち込む。 しかし、嶋田は一度倒れるも、すぐに立ち上がると素手で鉄の格子を破り、運転手や他の被告人たちも喰らい始めてしまう。そして嶋田に喰われ死んだ者たちもまた、ゾンビと化していき、人喰いゾンビの連鎖が始まる。
見どころ
ここからは本作の見どころや魅力についてご紹介します!
ホラーの中にあるサスペンス要素
本作の見どころのひとつは、あらゆる箇所に張り巡らされた謎です。 例えば、嶋田から始まったこの感染症は一体どこからやってきたのかという謎はもちろん、物語の冒頭からキーマンになりそうな人物が登場します。 護送車に乗り合わせたメガネをかけた被告人・白石は、ゾンビで溢れかえった状況の中でもただ一人冷静さを保つなど、一人異彩を放っています。その後も読み進めていくと、彼が物語の鍵を握っているのではないかと思わせる要素もあり、ストーリーの展開に目が離せません!
原作者ファンにはたまらない演出
本作にはなんと、蔵石ユウ先生とイナベカズ先生の過去作に出てくるキャラクターと同じ名前で、おそらく同一人物だと思われるキャラが登場します。それが吉岡正文です。 『アポカリプスの砦』で主人公と行動を共にしていた吉岡は、本作『ヒトグイ』でも南雲とともに協力し合うコンビとなります。 原作者や『アポカリプスの砦』のファンとしては今作での吉岡の登場に心踊らせた方も多いのではないでしょうか。 今後主人公と吉岡がどのような絆を築いていくのか、非常に楽しみです。
カラーで緻密に表現されたグロさと迫力
過去作でも圧倒的な画力でグロさとリアリティを表現していましたが、今回はそこにカラーが加わることで、恐怖感がさらに増しています。 例えば、作中で人間を喰らったゾンビは、血まみれになりながら至福の表情で目を輝かせます。この血まみれのグロテスクさと目の輝きのコントラストがさらに不気味さを際立たせ、読者へ与える恐怖も増大させているのです。 また、グロシーン以外でもカラーだからこそ味わえる臨場感と迫力がたっぷりと詰まっており、その世界観と縦読みならではの間の持たせ方がかけ合わさることで、物語の世界に入り込んだかのような体験をすることができます。 これまでに体感したことのないような緊迫感と迫力もぜひ注目してほしいポイントです。
制作陣コメント
原作:蔵石ユウコメント
縦読み漫画は既存の横読み漫画にはないスピード感や没入感を味わえる、アニメやゲームに近いコンテンツで、ゾンビ物にピッタリだと感じています。イナべ先生には過去作において、私の想像を遥かに超える絵を何度も描いて頂きましたが、今作もすごいので楽しく読んでいただけると嬉しいです。
作画:イナベカズコメント
この作品の見どころはやはり没入感です!! 魅力的なカラー着彩で恐怖を駆り立て見ている読者を引き込むのは当然なんですが、夢中で読んでいると「これアニメーションじゃね?」と、ふと不思議な感覚になります。みなさんも読んでいただければわかると思うのですが、読んでいるうちにアニメーションに見えてくるんです。5話以降ぐらいからこれが顕著に感じられますので、よろしくお願いします!
編集長:村松 充裕コメント
マンガの世界で数々のヒット作を生んだ作者のお二人に「マンガでは表現できないVR並の没入感」をテーマに縦読み漫画に挑戦してもらったら、体験したことのないすごいホラー作品ができました!ぜひご覧ください。
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まとめ
いかがでしたでしょうか! 配信が開始されるなり大きな話題を呼んだ『ヒトグイ』は今後も注目されること間違いなしです! ぜひこの世界観を存分に味わってください。