テスラノートが面白い!世界中のスパイと争奪戦を繰り広げる作品

テスラノートが面白い!世界中のスパイと争奪戦を繰り広げる作品

『テスラノート』は世界中にいる諜報員と"テスラの欠片"を奪い合う作品です。少年誌としては珍しく女子高校生が主人公で、相棒のクルマと反目しながら、仲間とともにスパイ活動を行います。『テスラノート』の、魅力やあらすじを紹介します。

目次

  1. 1
    テスラノートってどんな作品?
    『マガジンポケット』で連載中
    2021年10月にアニメ放送開始
  2. 2
    テスラノートのここが面白い!
    性別を超えたドタバタバディ
    本格派のスパイミッション
    迫力あるアクション・バトル
  3. 3
    テスラノートのあらすじ
    忍者として育てられてきた女子高生・牡丹
    "ミッションT"に招集され初任務
    諜報員クルマと組んでテスラの欠片を回収
  4. 4
    テスラノートのキャラクター
    根来 牡丹(ねごろ ぼたん)
    クルマ
    高松 隆之介(たかまつ りゅうのすけ)
    根来 甚吾(ねごろ じんご)
    氷見 恭平(ひみ きょうへい)
    ミッキー・ミラー
  5. 5
    凸凹コンビの繰り広げるスパイアクション!
  • テスラノート(5)

    少年・青年マンガ
    -
    500

    彼らに失敗は許されない。 今世紀最強の超本格スパイアクション!!! 『ミッションT』──、それは世界を破滅から救うための諜報作戦! オナカスイタ・ピノの非業なる死を目の当たりにした牡丹は、諜報員を続ける意義を見失っていた…。しかしそんな時、療養で訪れた実家で亡き母の隠されていた日記を見つける。そこには自らの出生の秘密が記されていた。そして、父親の正体も知ることになり…。母親の“愛”と“願い”を知った牡丹が下した決断とは───。スパイたちの熱き戦い、次なる舞台はロシア!!

    テスラノートってどんな作品?

    『テスラノート』は厳しい修行を積んできた主人公が、世界を救うために戦い、成長していく物語です。今作の魅力について知るために、まずは概要を解説します。

    『マガジンポケット』で連載中

    『テスラノート』は『マガジンポケット』にて連載開始されている作品です。原作は西田 征史・久保 忠佳、漫画は三宮 宏太が担当しています。 通称『マガポケ』は、2015年より講談社が配信するウェブコミックおよびマンガアプリを指します。 もともとは『週刊少年マガジン』で連載されていましたが、テスラノートは2021年8月に『マガポケ』へ移籍しました。

    2021年10月にアニメ放送開始

    『テスラノート』は、2021年10月からアニメ放映が開始されました。アニメーション制作はギャンビットです。 同時に、担当する声優も明らかになりました。『テスラノート』の主人公・根来 牡丹役を小原 好美(こはら このみ)、クルマ役を鈴木 達央(すずき たつひさ)が担当します。 高松 隆之介役を前野 智昭(まえの ともあき)、根来 甚吾役を中井 和哉(なかい かずや)が務めています。

    テスラノートのここが面白い!

    命懸けで任務をこなしつつも、随所にギャグ要素が盛り込まれているのが『テスラノート』の魅力です。真剣な中にもコメディ要素たっぷりなポイントを紹介します。

    性別を超えたドタバタバディ

    主人公の牡丹とクルマは、異性でコンビを組んでいます。そこに恋愛感情はなく、バディを組んでお互いを助け合うような関係性です。 普段いがみ合っていても、クルマが海に落ちた牡丹を救おうと飛びこんだり、銃で撃たれそうになる牡丹をかばおうとしたりと熱い展開が描かれています。 牡丹とクルマ以外にも"テスラの欠片(かけら)"を奪い合うキャラは、バディを組んで登場します。2人1組で登場する点は、大きな特徴と言えるでしょう。

    本格派のスパイミッション

    『テスラノート』は、"超本格スパイアクション"と打ち出しています。 例えば、主人公の牡丹は第1話で、読唇術を用いて情報収集を行いました。さらに英語・中国語・韓国語・フランス語などの幅広い言語が使えるため、牡丹は口の動きだけで海外の言葉を理解できてしまいます。 また潜入捜査のために研究者と入れ替わるシーンが描かれており、スパイとして確かな技術を持っていることがうかがえます。 少年誌として珍しい"女性主人公×本格派スパイミッション"の融合は刺激的です。

    迫力あるアクション・バトル

    ド派手なアクションシーンは『テスラノート』の魅力の一つです。陸や海で激しいバトルが繰り広げられます。 『テスラノート』では"テスラの欠片"と呼ばれる、魔法のような現代科学技術の結晶を命懸けで奪い合います。 銃で撃ち合うシーンがあったり、突然現れたトラックから牡丹を救うシーンがあったりと迫力のバトルシーンが読者を待ち受けるでしょう。 牡丹たちは世界を救うために、命懸けで重大な任務に挑みます。そんな活躍の続きが気になってしまうでしょう。

    テスラノートのあらすじ

    『テスラノート』の魅力を伝えるためあらすじを解説します。牡丹はどのような経緯を経て、テスラの欠片を集めることになるのでしょうか。

    忍者として育てられてきた女子高生・牡丹

    牡丹は、"根来(ねごろ)忍者"の末裔で第32代頭領だった祖父から知識や経験を注がれ、世界を救うための忍者として育てられました。 ある日、牡丹が家に帰ると異変を感じます。祖父を探していると、マスクを被った男にいきなり襲われますが、持ち前の戦闘技術で倒しました。 とどめの一撃を繰り出そうとする瞬間に「待ってくれ」と声がかかります。その男は日本安全振興株式会社の人間で、牡丹の力を試そうとしていました。 そこで祖父から"ミッションT"が発令され、「牡丹の力で世界を救うときが来た」という話を聞かされるのです。

    "ミッションT"に招集され初任務

    ミッションTを遂行するため、牡丹はノルウェーの首都オスロに向かいます。 オスロでは、急行ベルゲンが突如跡形もなく消え、直後に12km離れた繁華街にある建物に激突した事件が起きていました。牡丹はその事件を聞き、テスラの欠片が関係しているという予測をします。 バディの指揮を執る恭平から、ミッションTの内容とは、テスラの欠片を集めることだと聞かされます。テスラの欠片は危険な事故を起こすため、欠片の回収をすることが牡丹に与えられた任務でした。

    諜報員クルマと組んでテスラの欠片を回収

    牡丹は同じ諜報員のクルマとバディを組むことになります。クルマはNo.1の諜報員を自称するほど自尊心が強い男です。 優秀なベテラン諜報員とバディが組めると思っていたクルマは、平凡な女子高生に見える牡丹と組むことにいらだちを覚えます。そんな中でも、潜入捜査や聞き込み調査を経て、列車がワープした原因がテスラの欠片にあることを突き止めるのです。 ケンカをしながらも、牡丹とクルマは数々の困難を経て欠片を回収しようとします。あくまでも科学的なアプローチで事件を解決していく捜査は、リアリティと緊張感に溢れているのです。

    テスラノートのキャラクター

    『テスラノート』には魅力的なキャラがたくさんいます。好きなキャラを見つけられれば、より深く作品へ興味が持てるしょう。

    根来 牡丹(ねごろ ぼたん)

    本作の主人公で、岐阜県の高校に通う女子高生です。根来忍者の末裔であり、最高の諜報員として育てられました。普段の牡丹は素性を隠し、根暗で地味な女子高生として過ごしています。 牡丹は読唇術やたぐいまれな戦闘技術を持っており、一流の諜報員です。正義感が強く、悪事は見逃せない性格です。 バディ相手のクルマとは仲が悪く、たびたび言い争いをしてしまいます。 クルマのことは期待しておらず、自分の身は自分で守ると思っていました。しかし、任務を遂行する中でクルマに助けられ、2人の絆が窮地を脱していくカギとなっていきます。

    クルマ

    牡丹が捜査でバディを組むことになった諜報員です。日本安全振興株式会社に所属しており、No.1を自称しています。他の人よりも筋肉量が多く、抜群の運動神経を持ちます。 物語当初からたびたび牡丹とぶつかりあい、仲はあまりよくありませんでした。任務にかける思いは人一倍強く、命を懸けることも厭いません。 初めは勝手に組まされたコンビ相手として、牡丹のことを認めませんでした。しかし、牡丹と一緒にミッションをこなす中で、少しずつ牡丹を認めていきます。

    高松 隆之介(たかまつ りゅうのすけ)

    牡丹やクルマをバックアップする、日本安全振興株式会社に所属する諜報員で、完璧主義できれい好きな性格です。 任務を行う際の情報収集や、得た情報を元に解析をすることで牡丹やクルマに有益な情報をもたらす役割を担当しています。 牡丹たちと行った初めてのミッションTで、失敗が発生してしまいます。そんなときには、「あのとき声をかけていれば」と自分自身を責める一面もあり、冷静さだけではなく、熱い感情も持っているキャラクターです。

    根来 甚吾(ねごろ じんご)

    主人公・牡丹の祖父であり、根来忍者の第32代頭首です。また、日本安全振興株式会社の名誉会長でもあります。 亡くなる直前のニコラ・テスラから、若いころの甚吾は「世界中にばらまいたテスラの欠片が暴走したときは、回収してほしい」という願いを託されました。 威厳があるように見えて、孫娘の牡丹には甘い一面も見せます。

    氷見 恭平(ひみ きょうへい)

    氷見 恭平は牡丹やクルマの上司的な立場であり、日本安全振興株式会社に所属する諜報部のチーフです。牡丹たちは常に言い合いをしているため、気苦労が絶えません。 恭平はチーフとして、牡丹たちに厳しい一面もあります。周りのことが見えず突っ走る牡丹に対して、「個人的な感情で任務を遂行できるほど甘くない」と気を引き締めました。 常に周りの様子に気を配り、的確な指示を出す恭平は牡丹たちにとって大きな存在です。

    ミッキー・ミラー

    ミッキー・ミラーはCIAの一員です。端整な顔立ちの美形ですが、毒舌家な一面があります。また、奇妙な言動が目立ち、牡丹からは「頭が悪そう」と言われてしまいます。 諜報技術が高く、誰も変装したミッキー・ミラーを見破れませんでした。スパイとしての実力は確かなものがあるようです。 オリバー・ソーントンという男性とバディを組んでおり、牡丹たちと同じくテスラの欠片を狙っています。

    凸凹コンビの繰り広げるスパイアクション!

    『テスラノート』は、2021年10月にアニメ化もされた人気作品です。少年誌としては珍しい女子高生が主人公です。男女のバディですが恋愛は持ち込まず、"本格派スパイミッション"として描かれています。 2022年1月現在6巻までしか出ておらず、最新話に追いつきやすいでしょう。記事を読んで続きが気になった方はぜひ、『テスラノート』を読んではいかがでしょうか。

  • テスラノート(1)

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    彼らに失敗は許されない。 今世紀最強の超本格スパイアクション!!! 『ミッションT』──、それは世界を破滅から救うための諜報作戦! 幼少期から忍者として教育を受け、最高の諜報員として育て上げられた主人公・根来牡丹は、ちゃらいが優秀な諜報員・クルマとコンビを組み、世界の命運を懸けた任務に挑む。任務の目的は、天才発明家二コラ・テスラの遺産であり、超常的な力を秘めた「テスラの欠片」を回収すること。欠片を狙う他国の諜報員たちを出し抜き、二人は任務を達成できるのか!?

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