1974年に創刊された『フラワーコミックス』は、小学館のマンガ単行本レーベルです。少女から大人まで幅広い女性層をターゲットとし、半世紀近くにわたって多くの名作を輩出しています。数ある作品の中から、おすすめマンガ10点を雑誌別に紹介します。
ミステリと言う勿れ 1
少女・女性マンガ話題沸騰★青年・久能整!ついに登場!! 『BASARA』『7SEEDS』の田村由美、超ひさびさの新シリーズが ついに始動!! その主人公は、たった一人の青年! しかも謎めいた、天然パーマの久能 整(くのう ととのう)なのです!! 解決解読青年・久能 整、颯爽登場の第一巻!! 冬のある、カレー日和。アパートの部屋で大学生・整がタマネギをザク切りしていると・・・警察官がやってきて・・・!? 突然任意同行された整に、近隣で起こった殺人事件の容疑がかけられる。 しかもその被害者は、整の同級生で・・・。 次々に容疑を裏付ける証拠を突きつけられた整はいったいどうなる・・・??? 新感覚ストーリー「ミステリと言う勿れ」、注目の第一巻です!!
ミステリと言う勿れ
抜群に弁が立つ大学生が主人公の、ミステリー系マンガです。カレーが大好物で、アフロのような天然パーマが印象的な久能整(くのう ととのう)の、味のあるキャラクターを楽しめます。 冬のある日、整のアパートを警察官が訪れます。高校・大学で一緒だった同級生の1人が殺されたというのです。 どうやら整に殺人の容疑がかかっている様子で、整が犯人であると裏付ける、あまりにもできすぎた証拠が次々に挙がってきます。そんな状況でも整は冷静で客観的に推理し、ついに真相を明らかにするのでした。 警察やバスジャック犯に対しても、とうとうと説教する主人公の姿は笑いを誘います。それだけでなく、核心を突く鋭いコメントにドキッとする読者も多いことでしょう。
ふしぎ遊戯 白虎仙記 1
少女・女性マンガ「ふしぎ遊戯」最後の白虎編、ついに始動! 前作、「ふしぎ遊戯 玄武開伝」の完結巻から5年! ついにシリーズ最後の四神「白虎」編が開幕---!! 待望の「ふしぎ遊戯 白虎仙記」第一巻が、いよいよ発売となる!! 時は大正12年…。 奥田永之助の娘・多喜子と、四神天地書にまつわる玄武の物語は、 世間的には父と娘の心中…などといった スキャンダラスな事件として葬られようとしていた…。 その事件の”真相”を知っていたのは、奥田の弟子であった大杉。 奥田から「四神天地書」の”処分”を 頼まれた大杉には まだ幼い娘・鈴乃がいたのだが… ある日…!?
ふしぎ遊戯 白虎仙記
"ふし遊"の愛称で親しまれる『ふしぎ遊戯』が連載を開始したのは1992年です。およそ30年も続くロングセラーシリーズとなっています。 少女の頃に読み始めた読者が、母親となっている場合もあるでしょう。中には、親子2代で愛読している家族もいるかもしれません。 大正12年、大杉(おおすぎ)は亡き師匠から、因縁の経典"四神天地書"の処分を頼まれていました。そんなある日、大地震が発生して家屋が倒壊してしまいます。 家屋に火が迫る中、幼い娘・鈴乃(すずの)の命を救う方法はただ一つでした。大杉は四神天地書を開くように鈴乃に叫びます。このできごとが、壮大な四神シリーズ最後の"白虎編"の幕開けとなりました。