HUNTER×HUNTER モノクロ版 37

冒険もの。
元気な主人公が魅力的。
劇中に唐突な絵が変わった際にははじめ手抜きかと思っておりましたが、表現の一つだとわからされてからはよく考えられれて構築されているなぁと痛感した作品の一つです。

昔から好きで何回も見てます。ヨークシン編とグリードアイランド編が特に好きです。
ゴンの仲間を思う気持ちだったり一生懸命なところがいいです。キルアはとにかく念能力がかっこいい。

どのキャラクターも愛すべき過去と矜持があり心が揺さぶられます。
最初の頃の少年漫画らしい明るくて軽快なお話から、どんどんなんていうかフランス映画みたいな闇が出てきて、最近のなんてもうスプラッターホラー並みにこっちがびくびくページをめくるような感覚なんですがそれもやめられない。
魅力に溢れてるんですよね。明るくて楽しい好々爺の死に様なんかトラウマですよ。どんだけ天才なんだよ冨樫先生。
最新の展開は登場人物多すぎて把握できんとおもってたのに読み返すうちに完全把握ですわ。

長いけどどこも捨てるとこがない、必読です。

広くは受けはしないかも
でも、はまる人ははまる

ゴンの力強さだったり、キルアとのタッグを組んだ際のコンビネーションとかがよかった。

どんなに休載が長くとも終わりが見えなくとも待ち続けられる、そんな作品です。
序盤のハンター試験編のワクワクと胸躍る冒険感も大好きですが、薄暗いじめじめとした展開も大好物です。
いつまでも待ち続けます。
ですが、できれば死ぬまでには完結してもらえないと成仏できないので本当に続きをいつかお願いします。