あらすじ―どうしても欲しかったので― 昭和の華・當間一族。父の遺言により、妾腹の兄・蘭蔵が遺産を継ぎ、育郎はその権利を失った。表向きの当主として育郎は一族の娘・さち子を娶るが、半年が過ぎても夫婦の営みは始まらず、心は典彦の快楽に依存したままだった。そしてある日、育郎は運命を迎える。父との辛い記憶が残る離れで泣き伏した育郎は、典彦と最後の一線を越えてしまう。結婚し妻も家も守らなくてはならない…。しかし、もはや育郎の心も体も典彦を体の奥まで迎え入れることを求めていた―
りりんりながい通報4.0世界観が素晴らしいけど読後感は消化不良とてもいいお話です。耽美で背徳的。でもなんか救いがなさすぎるというか、いや救いはあるのかも知れないけれど…。個人的に、最後が急ぎ足だったかな。歪みに歪んだ典彦の執着と愛憎の背景が描ききられず終わった感覚がありますが最後辛くなりすぎてこちらも駆け足で読んだので、理解しきれてないのかも。でももう一度じっくり読むのはこちらの精神力も試されるというか…。とにかく登場人物全員が心(体も)が痛み苦しい物語でした。2023/04/03いいね
バナナさん通報4.0読むのも一苦労だった。なんやかんやありつつ、なんだろう。これはそれぞれにハピエンという事なのかなぁ。複雑。ただ小冊子はいらなかったなぁ。そのまま終わりにして欲しかった。小冊子で消化不良になった。2022/06/14いいね
リンゴさん通報4.0え?終わり!?急いでまとめて端折って終わらせましたって感じの終わりでモヤモヤが残ります。4巻までは、たまたま読んだ自分を褒めたい!出会えた奇跡に感謝!!レベルの「神作品」だと思っていたので本当に残念な終わり方が悔やまれる…4巻までは文句なく☆5ですが最終巻の残念さで☆1つマイナスしました。2022/03/25いいね(1)