ペリリュー ─楽園のゲルニカ─(3)

全巻(1-13巻 完結)

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ペリリュー ─楽園のゲルニカ─(3)

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サクラ、サクラ――。開戦から約1か月。美しかったペリリュー島は、日米両軍が殺し合う焦土と化した。生きることすら難しい状況で、田丸は米軍の攻撃を逃れ、日中は騒音と振動と蒸し風呂のような暑さの中で眠り、夜は食糧を探す日々を過ごしていた。一方、徹底持久を命じられ、抗戦を続ける守備隊本部にも、米軍の猛火が迫る――。戦うにも武器弾薬は尽き、生きるにも食べ物が無い。極限状態の中、ついに玉砕の許可を請うが――!?「戦場」を「日常」として受け入れることを余儀なくされ、それでも前を向いた若者の“生”の記録。
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ペリリュー ─楽園のゲルニカ─の作品情報

あらすじ

サクラ、サクラ――。開戦から約1か月。美しかったペリリュー島は、日米両軍が殺し合う焦土と化した。生きることすら難しい状況で、田丸は米軍の攻撃を逃れ、日中は騒音と振動と蒸し風呂のような暑さの中で眠り、夜は食糧を探す日々を過ごしていた。一方、徹底持久を命じられ、抗戦を続ける守備隊本部にも、米軍の猛火が迫る――。戦うにも武器弾薬は尽き、生きるにも食べ物が無い。極限状態の中、ついに玉砕の許可を請うが――!?「戦場」を「日常」として受け入れることを余儀なくされ、それでも前を向いた若者の“生”の記録。

ペリリュー ─楽園のゲルニカ─のレビュー

  • モモさん
    5.0

    ぜひ読んで欲しい1冊です

    以前見かけて気になっていた本です
    最初は絵が可愛いから 実際の戦争の話と言っても軽い感じなのかなって思っていました
    でも読み進めていくうちに どんどんと怖くなっていきます

    舞台のペリリュー島はとても小さな島ですが 飛行場があったため米軍が何度も何度も攻撃をして来ます
    日本兵もアメリカ兵も戦いの後は悲惨です
    二度とこういう悲しい戦争を起こさないためにも あの時 実際に何があったのかを知っておく必要があると思いました

    大変読みやすい本ですので 戦争を知らない私のような大人にも これから大きくなる子供さんにも読んで欲しい1冊だと思います

    2020/07/29