あらすじ「世の中は嫉妬の上に成り立っている」 小説家・北村仁の言葉が頭の中で いつまでたってもリフレインし続け、 放心するフリーライター・神木トオル。 その時、携帯電話が鳴る。 依頼主は言葉で人を殺してきた 男性週刊誌の元編集長。 依頼内容はかつて自らの手で 世の中から消した女優の捜索だった―― 欲望の取次人でもある神木が この奇妙な依頼に首をつっこんでから、 ある力が宿り始めたことに気づく………