ふつうの恋子ちゃん

これぞ、少女まんが。お互いを思い合うのが可愛くて、愛しくて。現実と夢と恋と考えても決まらなくて決められなくてもがいているのも青春かも。なんだかんだ何度も読み返してしまいます。

最終巻買ってなかったようで。数年ぶりに続き読んだけどらしくてよかった！
付き合い続ければ遠距離じゃなくたっていろんなことや互いの変化があるだろうけど、
物語を盛り上げるための当て馬とかそういう余計なことがなくて、ただ自分のことや互いのことで迷ったり悩んだりするって一番普通のことな気がした。
大事な瞬間に大事に思うことや気が合うのって長続きする大事な秘訣だと思うけど、それが初めて同士の相手でパチっとハマるのは奇跡。
互いにいろんな経験をして大人になって、その先に出会う相手でそこに行き着く方が一般的な気がするし、物語的には経験なかったり前の相手で傷ついたり後で心の広い人に出会って片方が成長するとかそういうのが多いよね。
だからこの二人の関係性はかえって新鮮。
終始癒されてあったかくて、人の本質はなかなか変われない中一緒に成長していった素敵なお話でした。

主人公が「可哀想」って勝手に人の人生を決めつけるところが、うーん。だんだん良くなるけど、素直じゃないのは変わらず…イラストも好みじゃなかったです。

全巻購入して一気に読みました。

ただ、ラストがちょっとイマイチかなーという感想なので星３つ。相手には夢や理想を追うように説得するくせに、自分はフリーターで押しかけ同棲って、ちょっとガッカリでした。

でも、総合的には可愛らしい話で、ニヤニヤしながら読めました^_^

なんの邪魔もなくただただ二人がお互いを好きすぎて思い合って生きていくのです、ね？夫婦以上ですね。最高かよ～！！この作者様、旦那様と幸せなんだろーなー