あらすじ「……いいですよ。どこへでも、お付き合いします。」大智との結婚を決めたカオル。これでいい、幸せなはずなのに…。教授とも疎遠になったまま卒業したカオルは、就職先で思いもかけず教授の名前を耳にする。飲み会で男性社員たちから軽口をたたかれて、カオルは満たされない気持ちを埋めようとするかのように誘いに乗り…。〈私はまだ、教授の言葉に囚われていた……。〉