高柳家の次男・光二は、兄・一郎と比べると容姿も学校の成績も見劣りがして、コンプレックスを抱いていた。そして兄嫁であるみつ子への欲情を募らせてもいた。そんなある日、学校を早退して帰宅すると、普段は締まっている蔵から声が聞こえる。近づいてみると鍵が開いていた。隙間から中を覗いてみると、年老いた父が、義姉・みつ子を縄で縛り上げ、その熟れた女体を嬲っているところだった。「義姉さんまた親父と…」先日、富蔵がみつ子を凌辱する場を、光二は盗み見ていた。そしてそれをオカズに自慰に耽ったのだった。そう、光二にも父・富蔵と同じ、淫蕩の血が流れていた。