小野高志は還暦の歴史小説家。ある日、自宅の裏庭にある空井戸が黄泉の国に繋がっていることを知る。そして、閻魔大王ならぬ、淫魔大王と会い、地獄行きにする人間の選別を手伝うことに。代わりに精力が倍以上になり、落ちない女はいなくなった。かつての恋人の生き写しだった女子大生・沙也香の処女をいただいた高志は、その先輩・正恵の家に招かれる。正恵は22歳の女子大4年。清楚な美形で、意外に長身だった。沙也香が女同士でキスするほど懐き、何でも話している姉貴分で、高志と初体験したと知り、興味津々だという。「実は今日お呼び出ししたのは、沙也香が初体験したと知って、その同じ人と経験したいと思ったからなんです」。高志にとっては願ったり叶ったりの話。すぐに快諾すると、シャワーも浴びずに、甘い匂いを漂わせる全裸の女子大生2人に責められて……。