とても良いエンディング。
本来知らなくてもよい人間の感情なのに、ふとした邂逅から少しずつそれを知っていく水神さま。その表情のうつりかわりが可愛らしく切なく、心に沁みました。
水に溶けていった様子には落涙しましたが、長い時を超えて再び有紗陽と巡り会えたときにはさらに涙。
全然曖昧でも中途半端でもありません。時も種別も超えた純愛でした。本当に素敵な終わりかたでした。
連載中の作品は、いつまで続くのか先が見えないのが好きではなくてあんまり買わないのですが、これは無料お試しで読んでどうしても続きが気になって買い始めた作品でした。そのため最終巻も発売と同時に購入済みなので、買ってからけっこう経ってますが、いまだによく読み返します。今回は新作の単行本に後日談が掲載されていたのをきっかけに読み返しました。
もっと評価が高くていいはず!と思ったので今更ながらレビューを書きました。
新シリーズも面白いです。続きが楽しみです。