あらすじ力になる。側にいる。未来への小さな望み。 末期ガンで入院中のパートナーの見舞いに通う、 「談話室」メンバーのチャイコさん。 そんなチャイコさんが思い出として語ったのは、 「無色透明でありたい」と決心した頃の 若き「誰かさん」の姿だった。 一方、結婚式を控えた早輝は、同性愛者 であることを両親に暴露されてしまう。 そのきっかけとなった己の父親に対する 憤りを隠さない椿の様子に、たすくは…。 尾道を舞台に鎌谷悠希が描く 性と生と青春の物語、感動の最終巻。
オリーブさん通報5.0すごく素敵。この本で取り上げられてるLGBT(Aも)について、改めて考えさせられた。自分は異性愛者だけれど、それが当たり前ではない方もいる。普通ってなんだろう。常識ってなんだろう。って今一度自分に問いかけたい。デリケートな題材を繊細で創造的な絵で描いていて、見ててとても楽しかった。完結してしまったのが寂しいくらい、主人公含め登場人物たちが大好きになった。2018/11/05いいね
リンゴさん通報4.0気持ちをぎゅってされます。まず、絵が綺麗で好きです。内容が重かったりするけど、絵の綺麗さでストンと入ってくる感じ。人の心の難しさと思春期の成長する気持ちが複雑で好きです!続刊楽しみ!!2018/03/10いいね
ひー通報3.0久しぶりに好きな作品キタ!主題が「中学生の主人公がいかにして自分がゲイであることを受け入れるか」という重めなテーマと裏腹な、キラキラした描写と前向きな登場人物たちに救われる。特筆すべきは主人公の心象風景がモノローグやセリフなしの、マンガならではの時系列とコマ送りを巧みに駆使した独特の表現手法。これからが楽しみな作品。2016/08/15いいね(2)