あらすじ理解し合えないまま、それでも共に生きる。 夏祭りの苦い思い出を拭えぬまま迎えた新学期。 たすくは、想いを寄せる椿から文化祭の課題を 一緒にこなそうと誘われ、戸惑いながらも足を運ぶ。 しかし、すでに顔見知りである「談話室」のメンバーを 揶揄する椿の姿に、たすくは困惑と悲しみを抱えることに。 一方、「談話室」メンバーの内海の元に、かつての 部活仲間の小山が現れた。 小山は善意から、内海が今「男性として生きている」 ことを、部のOG達に知らしめようとするが…? 尾道を舞台に鎌谷悠希が描く 性と生と青春の物語、第3集。
オリーブさん通報5.0すごく素敵。この本で取り上げられてるLGBT(Aも)について、改めて考えさせられた。自分は異性愛者だけれど、それが当たり前ではない方もいる。普通ってなんだろう。常識ってなんだろう。って今一度自分に問いかけたい。デリケートな題材を繊細で創造的な絵で描いていて、見ててとても楽しかった。完結してしまったのが寂しいくらい、主人公含め登場人物たちが大好きになった。2018/11/05いいね
リンゴさん通報4.0気持ちをぎゅってされます。まず、絵が綺麗で好きです。内容が重かったりするけど、絵の綺麗さでストンと入ってくる感じ。人の心の難しさと思春期の成長する気持ちが複雑で好きです!続刊楽しみ!!2018/03/10いいね
ひー通報3.0久しぶりに好きな作品キタ!主題が「中学生の主人公がいかにして自分がゲイであることを受け入れるか」という重めなテーマと裏腹な、キラキラした描写と前向きな登場人物たちに救われる。特筆すべきは主人公の心象風景がモノローグやセリフなしの、マンガならではの時系列とコマ送りを巧みに駆使した独特の表現手法。これからが楽しみな作品。2016/08/15いいね(2)