あらすじ美しい妃を蝕む原因不明の病。女子医官局長官である珠里が治療にあたるが原因も治療法もわからず、一向に回復の兆しが見えなかった。そんな難病に冒された妃の看護に抜擢されたのは、太医学校を卒業したばかりの新米医官・春霞で!? 女性は医師になれず、医者にもかかれなかった莉国で、女子太医学校が初めて創設されて数年。誕生したばかりの女性医師への偏見と旧弊に抗う春霞が見つけた、病の知識だけでは解き明かせない後宮の病とは? コバルト文庫の名作再び。女性医官の恋と使命を描く中華医薬学ファンタジー!