あらすじフローリアがさらわれるという事件により 互いへの想いを再確認した二人は、「公爵と側仕え」から特別な関係へと変わった。 デジレは恋人になったことでより一層フローリアを溺愛し、 屋敷で寄り添ったり一緒にお祭りに行ったりと、甘く穏やかなひと時を過ごす。 しかし、フローリアを狙った犯人の存在が二人の心に陰を落としていた。 そんな中ついに聖女の儀式の日を迎えるのだが、聖女のレナータではなく、 なぜかその場に居合わせたフローリアが封印の儀式を成功させてしまい――。 「何が起ころうと、私は変わらずに君の傍にいる」 神託の真実――そこから聖女を巡るすべての真相が紐解かれていく。 これは、虐げられていた少女が麗しき主の下で幸せになるまでの恋物語。 波乱と感動のクライマックス! ※電子版は紙書籍版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください