初めて大人買いしました
先日 某アプリで読ませていただき、番外の書き下ろしも見たかったので全巻買いました。
電子でも紙でも、フィクションの本を買うのは10年以上ぶり。
忍耐が無くて創作物はほとんど読めない私がちゃんと読み通せた(最初からと最後から読み進めてつながるまで読めた)数少ない作品です。
ストーリーは、フツウに暮らしてた主人公が、実は異世界の能力者で、自宅の庭が異世界につながってて、とつぜん庭に落ちてきた人と仲間になってアッチの世界で大活躍・・・というお話で、
前半はコミカルにテンポ良く、後半はシリアス多めでした。
良かったところは、
前半のエピソードで出てくる蛇とか幽霊が 最後の方まで頑張っていました。捨てキャラが少ない。動物が可愛い。
それから 意外と死ぬ人が少なく、絵的なグロさで煽るような描写も無いのが良かったです。
メインキャラが美少年&美青年で、BLのテイスト(?)を「冗談」として出す場面は多いですが、濃い展開はありませんでした。キスも無し。でも薄い本は出てるだろうなと想像がつくような。。
前半の記憶喪失でちょっとボケている千艸がたいへん可愛いです。覚醒してからはメガネ外さないので、メガネ無し千艸を探すためにまた前半に戻って読んでいます。
警備隊の20人は覚えられませんでしたが、枕投げの番外編はほのぼのして楽しいです。
番外編どれもいい話なので買って良かったです。
24巻の番外編で、主匪が夜明を脱がせながら「おお宮と反応違う 面白い」とか言っているのは、今までに宮とそういう遊びをしてるんでしょうか・・
そんななのに 直後25巻で「ちっ 心配して損した」と思ってしまうほどに主匪を心配してる宮が健気です。
外伝まで読むとそんな気持ちになってしまいます。