異世界に転移した後、冒険者活動を経て、王宮で役人として働いていたサトル。安全な職場でファンタジー世界をほどほどに楽しんでいたサトルだったが、30歳のある日、東の果ての国との交易を目指す使節団『遣東使』に任命されてしまう。
8歳のソフィア姫とその護衛の女騎士プレジアとともに王国を旅立った一行は、立ち寄った国々で料理を堪能しつつ、東の果ての日の本の国を目指す。
そんな死亡率99.9%とも言われる遣東使の生還率の低さは、異国からの経典や武器、文化などの流入を避けたい教会が、密かに刺客を送って邪魔しているせいだった。
「はあ、分身を先行させてれば早めにわかったのに」
ロスティ、ピエロギ、シルニキと今回も美味しいものが盛りだくさん! のんびり異世界ぶらり旅は、新たな旅の仲間も加わる第二幕がスタート!