※この電子書籍は紙版書籍のページデザインで制作した固定レイアウトです。
BCMに重要なルーチンワークを確立させるためのノウハウを徹底的に解説!
BCP(事業継続計画)を導入した多くの企業は、その後ふたつの大きな問題に直面する。
・BCM(事業継続マネジメント)がPDCAサイクル通りに回らない/将来、形骸化の恐れがある
・BCMがどこまで有効に機能するのか現状のレベルがつかめない
このふたつの問題は、すでにBCMの導入が広がっている欧米では、顕在化しており、解決するためのソフトやコンサルティングサービスも提供され始めている。
本書は、BCMを運用するためのPDCAサイクルの中から、ノウハウがないために見過ごされている四つの項目(ビジネスインパクト分析、リスクアセスメント、机上演習、現状評価)を取り上げて、BCPの運用と定着に関するノウハウを紹介する。
また企業の業務がスムーズに取り組めるよう、本書と連動したExcelとWordのテンプレートも紹介する。
はじめに
第1章 BCP導入後に直面する問題と解決のポイント
第2章 ビジネスインパクト分析のルーチン化
第3章 リスクアセスメントのルーチン化
第4章 机上演習のルーチン化
第5章 現状評価のルーチン化
第6章 ISMSを活用したBCMSの構築
第7章 BCPの復旧手順への適用
付録